Tim Oxley

Photo: Tim Oxley

リアム・ギャラガーは自分の考えるロックスターの在り方について最新のインタヴューで語っている。

先日、最新シングル“Everything’s Electric”で共作したデイヴ・グロールはリアム・ギャラガーのことを「最後の現存するロックスターの1人」と評している。

デイヴ・グロールは共作が実現した経緯について『NME』に次のように語っている。「残念ながら対面ではできなかったんだけど、リアムとは一緒にやりたかったよ。ジュークボックスに25セント硬貨を入れて、彼と一緒にやってみた感じだった。素晴らしいよね。彼は間違いなく素晴らしいシンガーで、ロックスターだよね。最後の現存するロックスターの1人だよ」

リアム・ギャラガーはこの発言を受けて「彼の言う通りで、他の奴らは役立たずだ」とツイートしていた。

ラジオ番組『ラウドワイアー・ナイト』に出演したリアム・ギャラガーはこのツイートの真意について訊かれて、次のように語っている。「全員がそうだとは言わないけれど、大半はそうだよね。自分のことをロックスターだと思っている奴らはそうじゃなくて、退屈な人生を送っているんだ」

「ロックンロールというのはただ音楽を作ること以上のことなんだよ。分かるかい? 世に出て、自分自身として、面白い人生を生きるんだ。例えば、U2みたいなバンドはロックンロール・バンドのふりをしているけど、どうなんだろうね。ボノに会ったこともないし、あいつらがロックンロールなことをしているのは見たことがないよ」

彼は次のように続けている。「多くの人はロックンロールについて『それって音楽のことだろ』と言うけど、俺は違って、音楽だけじゃないと思っているんだ。もちろん、曲もちゃんとしてなきゃダメだけど、アティテュードも大きいと思うんだよね」

「みんなロックンロールのことをバカげたくだらないものだと思っているけど、俺にとっては大きな意味を持っているんだ。ポリティカリー・コレクトのアホどもよりはロックンロールでありたいね」

リアム・ギャラガーは5月27日にソロ・サード・アルバム『カモン・ユー・ノウ』をリリースすることが決定している。リアム・ギャラガーは同日に配信ライヴ『ダウン・バイ・ザ・リバー・テムズ』のライヴ・アルバムをリリースすることも決定している。

リアム・ギャラガーは新型コロナウイルスの規制によってフルスケールのライヴができなかった2020年12月にロンドンのテムズ川を下りながら特別なライヴを行っている。

また、リアム・ギャラガーは今夏にネブワースで2公演を行うことも決定している。

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