ジョン・スペンサーは長期間に及ぶ活動休止を経て、ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンが終わったと発言している。
「みんな知っていると思っていたよ。何か変わることがあるかもしれないから、大きな発表はしたくなかったんだ。『二度とやらない』なんて発言をして、何の意味があるんだい?」とジョン・スペンサーはポッドキャスト『クリエイティヴ・コントロール』で語っている。
ジョン・スペンサーは2015年に最後のアルバム『フリーダム・タワー』をリリースして、ツアーを行った後、ギタリストのジュダ・バウワーに健康問題が持ち上がったと語っている。「呼吸器系の問題を発症したんだよね。本当に大変な状況で、彼は移動が難しくなってしまったんだ」
ジュダ・バウワーの容態は改善したものの、ジョン・スペンサーは「十分よくやった」と語っている。
ジョン・スペンサーはこの発言について『ピッチフォーク』に対して次のように説明している。「『絶対ないとは言えない』けど、正気を保つためにもバンドが終わったという事実を受け入れなきゃならなかったんだ。少なくてもしばらくの間はね。前に進むべきだということを受け止めたんだよ」
「ここ数年のインタヴューでこのことについては率直に語ってきた。秘密でも大きなスクープでもないんだ」
ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンは2016年に活動休止を発表しており、ジョン・スペンサーは2018年のインタヴューでバンドの状況について語っている。
「なんと言ったらいいのか難しいね。正式な終わりを迎えたわけじゃないけど、自分としては前に進んで、ソロ作『スペンサー・シングス・ザ・ヒッツ』をやるためにも『OK。終わったんだ』と言うことにしているんだ。それを認めることにしたんだよ。分からないけど、自分としては進んでいくしかないんだ」
80年代にプッシー・ガロアで活動し、ボス・ホッグやハネムーン・キラーズといったバンドでも活動してきたジョン・スペンサーは1991年にジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンを結成しており、1994年発表の4作目『オレンジ』でブレイクを果たしている。
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