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U2のボノは3月17日のセント・パトリックス・デーに際してホワイト・ハウスで開催された「アイルランドの友」の昼食会で下院議長のナンシー・ペロシによって自身の詩が読み上げられている。

ボノは普段はユーモラスな詩をナンシー・ペロシに送っているが、今年は「まったく笑えない」普段とは違う詩を送ることにしたとツイートしている。しかし、ナンシー・ペロシがロシアとウクライナの紛争についてボノが書いた詩を読み上げると、会場からは笑いも起きている。

詩の中でボノは「アイルランドの悲しみと痛み」に言及して、1960年代から1998年まで続いたアイルランドと北アイルランドによる紛争「ザ・トラブルズ」を引き合いに出しながら、現在のウクライナの状況になぞらえ、「今のセント・パトリックはゼレンスキー大統領だ」と述べている。

ボノはこの詩を「公開するために書いたわけではなかった」としつつもツイッターで公開しており、「ウクライナの人々と彼らの指導者を支持する」と述べている。

先日、U2のボノはU2というバンド名や大半の楽曲、自分の歌う声を気に入っていないと語っている。『アウォーズ・チャッター』というポッドキャストに出演したボノはラジオで自分たちの曲がかかった時に自分の声を聴きたくないからラジオを消すと説明している。

昨年、U2のギタリストであるジ・エッジは新作に取り組んでいることを明かしている。U2は2年ぶりとなる新曲“Your Song Saved My Life”がリリースされており、最後にリリースされたアルバムは2017年発表の『ソング・オブ・エクスペリエンス』となっている。

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