スリップノットは2019年にバンドに参加しているメンバーのトルティーヤ・マンの正体をついに明かしている。
スリップノットはトルティーヤ・マンが「私はマイケル・ファフです」と書かれた紙を持っている写真をインスタグラムに投稿している。投稿はレディットで行われたファンからの質疑応答を告知するものとなっている。
マイケル・ファフは2019年にパーカッショニストのクリス・フェーンに代わる形でスリップノットに参加している。クリス・フェーンは1998年からメンバーとして活動してきたが、スリップノットに在籍中に正当な報酬をもらえていなかったとして訴訟を起こしており、2019年4月に脱退している。訴訟は2020年11月に自主的に打ち切られている。
トルティーヤ・マンの正体については空港で撮影された写真やミート&グリートでのサインなどから様々な憶測を呼んでおり、2019年8月にはコメディアンのギルバート・ゴットフリードが冗談で自分がトルティーヤ・マンだと主張していた。
レディットでマイケル・ファフはスリップノットに参加した経緯について次のように述べている。「簡単に言うと、普通の仕事をしている時に電話がかかってきたんだ。この話は壮大だから、そのうちに明かしたいと思う」
スリップノットに参加する前の2000年代からマイケル・ファフはDJのシド・ウィルソン、ショーン・“クラウン”・クラハンと交流があったという。シド・ウィルソンの紹介を受けてショーン・“クラウン”・クラハンとマイケル・ファフはダーティー・リトル・ラビッツを2000年代後半に結成している。
レディットでの質疑応答でマスクのインスピレーションについてマイケル・ファフは全容は「今後公開される」としながらも「自分の顔を裏返した型なんだ」と答えている。
マイケル・ファフは2019年発表のアルバム『ウィ・アー・ノット・ユア・カインド』からのリード・シングル“Unsainted”のミュージック・ビデオを撮影する直前にバンドから声をかけられたとのことで、アルバムのレコーディングには参加していないことを認めている。しかし、次のアルバムには参加しているとのことで、「新しいアルバムには参加できたんだ」と述べている。
スリップノットは3月16日から「ノットフェス・ロードショー」ツアーをスタートさせており、第一節は4月17日まで行われる。第二節は5月18日から6月18日という日程となっている。
先日、スリップノットのコリィ・テイラーは通算7作目のアルバムを「完成させた」と語っている。「すべて完成させたよ。それで今はミックスをやっているんだ。素晴らしいニュースだろ。多分、これから3ヶ月後くらいに出るんじゃないかな」
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