ザ・ローリング・ストーンズは結成60周年を記念したヨーロッパ・ツアーを今夏に行うことを発表している。
ザ・ローリング・ストーンズはここ1週間にわたって「シックスティ」ツアーを行うことを予告してきており、ツアーは6月1日のマドリッド公演を皮切りに、ミュンヘン、リヴァプール、アムステルダム、ベルン、ミラノ、ロンドン、ブリュッセル、ウィーン、リヨン、パリ、ゲルゼンキルヒェン、ストックホルムで公演が行われる。
昨年の「ノー・フィルター」ツアーを経て、ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、ロニー・ウッドはついにUKに戻ってくることになり、リヴァプールのアンフィールド・スタジアムではリヴァプールで50年ぶりとなる公演を行うことが決定している。また、ブリティッシュ・サマー・タイム・フェスティバルの一環でロンドンのハイド・パークで2公演を行うことも決定している。
The Stones just keep on rolling! We are thrilled to announce the Rolling Stones 2022 Tour! Titled SIXTY to celebrate 60 special years together-Mick, Keith & Ronnie will be playing dates across Europe this summer including 2 shows at London’s BST Hyde Park:https://t.co/cimRWrDl07 pic.twitter.com/qQDZfDc96K
— The Rolling Stones (@RollingStones) March 14, 2022
「みんなを待たせてしまって申し訳なかったけど、もう待つのも終わりだ」とキース・リチャーズは語っている。「ロックンロールにとって最高の場所はストーンズのステージに立つことだといつも言ってきたし、今年はとても特別な年なんだ。ミックとロニーや友人たちとリハーサルをするのが楽しみだし、ついに動くよ。もうすぐみんなに会えるんだ」
ロニー・ウッドは次のように続けている。「ヨーロッパでやる時に人波を観ると、そこにあるのは笑顔だけなんだよね。心あたたまるし、演奏する度にみんなを幸せにできると嬉しいんだ。ボーイズたちと新しいステージに立って、楽しむのが待ちきれないよ」
ツアー日程は以下の通り。
JUNE
WEDNESDAY 1 – MADRID, Wanda Metropolitano Stadium, SPAIN
SUNDAY 5 – MUNICH, Olympic Stadium, GERMANY
THURSDAY 9 – LIVERPOOL, Anfield Stadium, UK
MONDAY 13 – AMSTERDAM, Johan Cruijff Arena, NETHERLANDS
FRIDAY 17 – BERN, Wankdorf Stadium, SWITZERLAND
TUESDAY 21 – MILAN, San Siro Stadium, ITALY
SATURDAY 25 – LONDON, American Express presents BST Hyde Park, UK
JULY
SUNDAY 3 – LONDON, American Express presents BST Hyde Park, UK
MONDAY 11 – BRUSSELS, King Baudouin Stadium, BELGIUM
FRIDAY 15 – VIENNA, Ernst Happel Stadium, AUSTRIA
TUESDAY 19 – LYON, Groupama Stadium, FRANCE
SATURDAY 23 – PARIS, Hippodrome Paris, FRANCE
WEDNESDAY 27 – GELSENKIRCHEN, Veltins Arena, GERMANY
SUNDAY 31 – STOCKHOLM, Friends Arena, SWEDEN
ザ・ローリング・ストーンズはロンドンのハイド・パークで様々なパフォーマンスを行ってきた歴史がある。1969年にハイド・パークで行われた公演は史上最も有名なコンサートの一つで、25万人以上が来場したとされている。2013年のハイド・パーク公演は2公演で13万人が来場しており、この公演からは映像作品『スウィート・サマー・サン』が生まれている。
AEGのヨーロッパ・フェスティバル部門のジム・キングは次のように語っている。「ハイド・パークと言えば、ザ・ローリング・ストーンズを思い出さずにはいられません。6月25日と7月3日の2晩は素晴らしいラインナップになりますが、本拠地であるロンドンでザ・ローリング・ストーンズほど盛り上がる人はいないでしょう」
今年のブリティッシュ・サマー・タイム・フェスティバルにはエルトン・ジョン、イーグルス、アデル、パール・ジャム、デュラン・デュランが出演することも決定している。ザ・ローリング・ストーンズ公演の他の出演者は今後発表されていく。
当初、手術からの回復期間の代役だったスティーヴ・ジョーダンが現在、ザ・ローリング・ストーンズのツアー・ドラマーを務めている。
ザ・ローリング・ストーンズは昨年12月にチャーリー・ワッツに捧げた小規模なロンドン公演を行っており、ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、ロニー・ウッドに加えて、元ベーシストのビル・ワイマン、チャーリー・ワッツの家族や友人がソーホーにあるロニー・スコットを訪れたという。
チャーリー・ワッツは今年8月に享年80歳で亡くなっている。音楽界からは多くの追悼の声が寄せられ、ザ・ローリング・ストーンズは2021年最初のライヴをチャーリー・ワッツに捧げている。
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