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エヴリシング・エヴリシングは実験的な新曲“Teletype”が公開されている。

“Teletype”は5月20日にリリースされる通算6作目となるニュー・アルバム『ロウ・データ・フィール』に収録される。

フロントマンのジョナサン・ヒッグスは“Teletype”について次のように説明している。「この曲はアレックスとジョンが声とギターをサンプリングして、それをカオスでグリッチなリズムで各コードをランダム化するプロセスを通して、非常に実験的に始まったんだ」

「すごく心から出たそのままの曲だよ。新鮮な解放感がって、アルバムのために素晴らしいシーンを設定してくれる曲になっているんだ」

「ミュージック・ビデオは完全にAIによって生成された人間の顔が曲を歌うという構成になっている。機械が人間を顔を作ろうとするも失敗してしまったグロテスクなものも含まれているんだ」

“Teletype”のミュージック・ビデオはこちらから。

エヴリシング・エヴリシングはニュー・アルバムの曲を作るのにAIを活用したとのことで、「リンクトインの利用規約、ベーオウルフの叙事詩、4Chanの40万件の投稿、孔子の教え」を使ったプログラムを制作している。これはアルバムの歌詞やアートワークに取り入れられているという。

アルバムのリリースに合わせて歌詞集『キャップス・ロック・オン:リリックス+デブリ 2007-2022』を5月20日に刊行することも決定している。

本書について「フルカラーのハードカヴァー版はB面曲、レア曲、新作『ロウ・データ・フィール』などバンドがリリースしてきたすべての曲の歌詞が掲載され、メモ、コード進行表、セットリスト、写真など、未発表の画像の宝庫となっています」と説明されている。

エヴリシング・エヴリシングは3月から4月にかけて、UK&アイルランド・ツアーを行うことが決定している。

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