ノエル・ギャラガーはロックが中流階級のものになりすぎて、次のオアシスは見つけられないと思っていると語っている。
ノエル・ギャラガーは弟のリアム・ギャラガーと共にマンチェスターのバーナッジで生まれ育ったが、バンドを始める費用のために今では労働階級のキッズたちは音楽に夢中にならないと語っている。
ノエル・ギャラガーは『デイリー・ミラー』紙に次のように語っている。「今じゃ14歳でバンドやっている奴なんているか?」
「もう労働階級にはできないんだよ。ギターは高いし、リハーサル室もない。全部ワイン・バーやフラットになってしまったからね」
「シンガーソングライターや中流階級のバンドはたくさんいるよ。ギターを弾くんじゃなくて、ギターを身に着けているようなね。でも、公営団地の4〜5人にはギターなんて買えないんだよ」
昨年、ノエル・ギャラガーは息子が学校のコンサートでステージに上がってT. レックスの“20th Century Boy”を演奏した時に感激したと語っている。
「緊張したよ。『あいつはまだ10歳だろ?』って感じだった。そんなにギターを演奏してきてないし、長くのめり込んできたわけでもないからさ」
「プロジェクターで、誰かという名前と何を演奏するかが表示されるんだけど、T. レックスの“20th Century Boy”と表示されてね。『いいぞ、息子』と思ったね」
「あいつはやってのけたんだ。あいつがリフを弾いてね。見事だった。最後は動きまでつけていたね。人生であんなに誇らしいことはなかったよ。素晴らしかった。驚いたね」
「彼はうまいんだよ」とノエル・ギャラガーは続けている。「毎晩、ギャンギャンやっているんだ」
「見せてくれたりもするんだけど、実は俺は“Back In Black’”のリフの弾き方を知らなかったんだ。有名なリフだよね」
「あいつはロッカーなんだよ。AC/DCやクイーンが好きでね。いいことだよね。早く始め過ぎて、18歳の時に飽きていないことを願うよ。あいつは俺の弟子なんだ」
ノエル・ギャラガーは今年のグラストンベリー・フェスティバルにソロで初出演することが決定している。
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