レッド・ツェッペリンについて写真家のニール・プレストンは絶対に再結成しないだろうと語っている。
70歳のニール・プレストンはレッド・ツェッペリンのツアーに帯同するよう雇われた唯一のフォトグラファーで、クイーンやブルース・スプリングスティーンとも親しい関係にあることで知られている。
『ゴールドマイン』誌の新たなインタヴューでニール・プレストンはレッド・ツェッペリンの再結成について自身の見解を語っている。
1968年にギタリストのジミー・ペイジによって結成されたレッド・ツェッペリンは1980年にドラマーのジョン・ボーナムが亡くなったことを受けて解散している。
ニール・プレストンは次のように語っている。「レッド・ツェッペリンの再結成は実現しないだろうね。あると聞いたとしたら、僕は全財産を清算して『ない。実現しないよ』というほうにそれを賭けるだろうね。毎年、噂が浮上するけど、実現しないよ。絶対にないんだ」
ニール・プレストンはそれぞれのメンバーの再結成の捉え方についても触れ、ジミー・ペイジはもっとツアーをやりたいのに対してロバート・プラントはもうロックをやろうとしていないと語っている。
ニール・プレストンは次のように語っている。「随分前に一度限りで再結成をやったのは素晴らしかったよね。自分が行かないことにしたのは頭のどこかでバンドに生きていた欲しかったからなんだ。何十億ドルを棒に振ることになったわけだけど、ジミー・ペイジは苛立っただろうね。ジミー・ペイジは悪ふざけではない大人のツアー、アルコールのない音楽的なツアーをやりたがっていたんだ」
「ロバート・プラントはそういう音楽はもうやりたくないんだよ。デザート・トリップでは多額のオファーがあったのにね。だから実現しないよ。自分としては75歳のジミー・ペイジがダックウォークしているのは観たくないね」
先日、レッド・ツェッペリンのベーシストであるジョン・ポール・ジョーンズは世界各地の17人のミュージシャンと共に1971年発表の“When the Levee Breaks”を再レコーディングした映像が公開されている。
このセッションにはジェーンズ・アディクションのドラマーであるスティーヴン・パーキンス、デレク・トラックスとスーザン・テデスキの夫婦、サーミのヴォーカリストであるエル・マリア・アイラ、マオリのアーティストであるミヒランギ、コンゴのミュージシャンであるマーマンズ・モセンゴ、ナイジェリアのパーカッショニストのシキル・アデポジュが参加している。
これはプレイング・フォー・チェンジによる「ソング・アラウンド・ザ・ワールド」活動の一環としてレコーディングされたもので、この曲の収益はカンヴァセーション・インターナショナル、アメリカン・リヴァーズ、WWF、リヴァーブ、プレイング・フォー・チェンジ・ファウンデーションに寄付される。
レコーディング映像はこちらから。
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