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ボブ・ゲルドフとクリッシー・ハインドは現地時間3月9日に開催される「ナイト・フォー・ウクライナ」に出演することが発表されている。

ロンドンのラウンドハウスで開催されるこのコンサートはイギリスの人道的支援団体「災害緊急委員会」の資金を集めるために開催される。すべての資金はウクライナやその隣国で人道的救急対応を行うために「災害緊急委員会」に寄付される。

ボブ・ゲルドフとクリッシー・ハインドに加えて、ウクライナ出身のブルーム・ツインズ、ウクライナ人のバリトン歌手で、ロイヤル・オペラ・ハウスのプリンシパル・アーティストであるユーリ・ユルチュク、イメルダ・メイらが出演する。

またロイヤル・バレエ団の専属振付師であるウェイン・マクレガー、ジャック・ギャラット、エコーズ、ピーター・パンも出演し、ロンドン・コミュニティ・ゴスペル・クワイアーによるスペシャル・パフォーマンスも行われる。

トム・バクスター、ジョセフ・トゥンガ、ナディーム・ディン・ガビシ、ジョセフ・ローレンスらがパフォーマンスを披露する。

ボブ・ゲルドフは次のように語っている。「ラウンドハウスで行われるナイト・フォー・ウクライナを応援してくれないかと声をかけてもらったんだ。もちろん、そうすることにしたよ。応援するためにできることは何でもやろうってね。少なくとも1時間か2時間だけでも無力感を感じなくて済むわけだからね。顔を出して楽しむだけでいいんだからね。ぜひそこで会えたら」

ブルーム・ツインズは次のように続けている。「私たちはウクライナ人で、世界から自分の国に寄せられている支援に頭が下がります。一度限りのパフォーマンスであるというだけでなく、クリエイティヴなコラボレーターとしてもこのプロジェクトに参加できるのが楽しみです。国の代表として、悲惨な戦争に巻き込まれた人々を支援できるのは光栄なことです」

「変化を起こすのにできることはたくさんありますし、ナイト・フォー・ウクライナというタイトルですが、その影響は一晩よりも長く続くでしょう。永遠に思い出として残るのです」

災害緊急委員会の代表であるサレー・サイードは次のように述べている。「私たちの訴えに対する一般の反応は非常に寛大なもので、この危機に際して資金を集める手助けをしてくれるナイト・フォー・ウクライナには感謝しています」

「私たちのメンバーは現地のパートナーと共に残忍な紛争によって生活が一変する中でウクライナの人々と接触しようと絶えず取り組んでいます。多くの子どもを含む家族たちは安全のために勝手知ったるものを手放し、切実に食料や水、シェルターを必要としています。災害緊急委員会は海外で危機が起こった時にイギリスの寛大さと善意を結集するために存在しており、今がまさにその時です」

ロシアは今回の行動についてウクライナの侵略ではなく、「特別軍事作戦」だと主張しているが、世界中から多くの非難を呼んでいる。

人口4400万人のウクライナはロシアとEUの両方に隣接しており、ロシアはNATOやEUといったヨーロッパの制度を受け入れようとするウクライナの動きに長い間抵抗してきた。プーチンは30カ国からなるNATOに加盟しないこと、ウクライナが非軍事化して中立国になることを保証するよう要求している。

マイ・ケミカル・ロマンス、ヤングブラッド、グリーン・デイ、イギー・ポップ、ニック・ケイヴ、プラシーボ、ビッフィ・クライロらはロシアによるウクライナ侵攻を受けてロシア公演を中止することを発表している。

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