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マイ・ケミカル・ロマンスは予定されていたロシアとウクライナでの公演をキャンセルすることを発表している。

インスタグラムでバンドは次のように述べている。「深い後悔と共にマイ・ケミカル・ロマンスは2022年6月に予定されていたウクライナとロシアでの公演をキャンセルすることにしました」

「これらの場所で早くファンにライヴを行うことができるようになることを願っています」

ウクライナはロシアのプーチン大統領が2月24日に侵攻したことを受けて、ロシアとの国交を断絶して戒厳令を発令している。

ビッフィ・クライロとプラシーボはロシアによるウクライナ侵攻を受けてモスクワのフェスティバルであるパーク・ライヴへの出演を取り止めている。

ヤングブラッドもロシア公演をキャンセルすることを発表しており、「この1週間のロシアの現政権によるウクライナでの残忍で悪質な行為は、過去にロシアで会った素晴らしい人々のアティテュードや理想を反映したものではないことは分かっています」と述べ、「心を痛めています」と続けている。

グリーン・デイもロシアによるウクライナ侵攻を受けて、モスクワ公演をキャンセルすることを発表している。グリーン・デイは5月29日にモスクワのオトクリティ・アリーナで公演を行う予定となっていた。しかし、ウクライナ侵攻を受けてグリーン・デイは「今はスタジアムでロック・ショウをやる時じゃない」として公演をキャンセルしている。

ロシアは今回の行動についてウクライナの侵略ではなく、「特別軍事作戦」だと主張しているが、世界中から多くの非難を呼んでいる。

人口4400万人のウクライナはロシアとEUの両方に隣接しており、ロシアはNATOやEUといったヨーロッパの制度を受け入れようとするウクライナの動きに長い間抵抗してきた。プーチンは30カ国からなるNATOに加盟しないこと、ウクライナが非軍事化して中立国になることを保証するよう要求している。

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