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スティーヴィー・ワンダーはウクライナを支持することを表明して、ロシアによる侵攻について「世界の魂をかけた闘い」だと述べている。

スティーヴィー・ワンダーは3月4日にビデオ・メッセージを投稿して、ロシアの「邪悪」な侵攻を批判し、「第三次世界大戦を防ぐ」ために立ち上がることを呼びかけている。

「ウクライナが生き残ることができないとして、私たちは生き残ることができるでしょうか? これは私たち全員が問いかけるべき問いです」とスティーヴィー・ワンダーは始めている。「今日のような世界でもまだ悪の力が生きていて、精力的であることに驚いていますか? 私は驚いていませんし、驚くべきではありません。私は感じることができたから、そのことを曲に書き、歌ってきました。目にするからには、知らなければなりません。見て見ぬ振りをして何もしたくないというのでない限り、見つめなければならないのです」

「これは単なるウクライナの戦争ではありません」と彼は続けている。「今日、ウクライナは世界の魂をかけた闘いです。まさに私たちが語っている通り、悪の力と闘っているのです。悪が行ってきたことをこれまでも私たちは目にしてきました。国も人種も関係ありません。今、悪はある国の主権とそれ以外の国の気高さを脅かしています。この侵攻を食い止めるために、どれだけの悲劇が待ち受けているのでしょうか?」

スティーヴィー・ワンダーは次のように締めくくっている。「憎しみには色もなければ誠実さもありません。強欲さは節操もありません。あなただけが、人々だけが第三次世界大戦を防ぐことができるのです。憎しみに対して立ち上がり、憎しみによって殺されてしまう前に憎しみを倒さなければなりません。私はすべての人々の力を信じています。早く止めなければなりません」

ウクライナはロシアのプーチン大統領が2月24日に侵攻したことを受けて、ロシアとの国交を断絶して戒厳令を発令している。

ロシアは今回の行動についてウクライナの侵略ではなく、「特別軍事作戦」だと主張しているが、世界中から多くの非難を呼んでいる。

フォールズのヤニス・フィリッパケス、ブリング・ミー・ザ・ホライズンのオリヴァー・サイクス、フランツ・フェルディナンドのアレックス・カプラノスらはロシアによるウクライナ侵攻についてソーシャル・メディアで反応を示している。

先日、エルトン・ジョンはウクライナが現在体験している「悪夢」について「心を痛め」ていると述べている。

「今回の紛争が起きたことに心を痛め、愕然としており、こんな悪夢を生きるべきでないウクライナの人々と共に私たちの心はあります」とエルトン・ジョンは続けている。「こんな悲惨な時もウクライナで起きている暴力と苦しみが終わることを願っており、命を救うサービスや人道的支援が必要としている人々に届くようになればと思います」

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