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ザ・キュアーはNMEアウォーズの授賞式に出演して次のアルバムのタイトルを明かしている。

ザ・キュアーのロバート・スミスは2020年のNMEアウォーズの授賞式で2枚のアルバムがリリースされると語っていたが、そのうちの1枚は「極めて近いうちに」リリースされると語り、姉妹作やソロ作についても触れている。

「ザ・キュアーの2枚のアルバムに取り組んできたんだけど、そのうちの1枚は完成したんだ」とロバート・スミスは語っている。「でも、残念ながら完成したのは2枚目のアルバムなんだ。もう一方はまだ4曲ヴォーカルをレコーディングしなくちゃいけないんだよ。それぞれのアルバムには10曲が収録される。来月の4月1日にはミキシングをやるから、まだ3週間残っているよね」

彼は次のように続けている。「タイトルも決まっているんだ。『ソングス・オブ・ア・ロスト・ワールド』と言うんだ。アートワークもあって、曲順も決まっている。だから、ほとんどできているんだ。でも、アナログ盤があるから、ゆっくりになるんだ。9月には出せるかもしれないし、そうできたらいいよね。楽しみでしょうがないんだよ」

アルバムのサウンドについて訊かれると、ロバート・スミスは次のように答えている。「1枚目のザ・キュアーのアルバムは容赦なく暗いんだ。これまででも最も暗いね。2枚目はアップビートで、ソロ・アルバムは来年以降になると思う」

「再検討しなきゃいけないからね。長年やりたかったもので、やるとしたら一度限りだから、今は本物の楽器、アコースティックの楽器を足し始めているところなんだ。2年前は文字通りフィードバックだけだったんだ。でも幻滅してね。3度聴いてみて、これじゃダメだと思ったんだ」

ロバート・スミスはNMEアウォーズでチャーチズとのコラボレーション“How Not To Drown”でUKでの最優秀楽曲賞を受賞しており、“How Not To Drown”をライヴ初披露したほか、ザ・キュアーの“Just Like Heaven”もカヴァーしている。

NMEアウォーズの授賞式はデイジー・メイ・クーパーとレディ・レイーシャが司会を務めており、サム・フェンダー、グリフ、シグリッド、チャーチズ、ロバート・スミス、バーウィン、ブリング・ミー・ザ・ホライズン、リナ・サワヤマがパフォーマンスを披露している。

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