パール・ジャムのエディ・ヴェダーは現在行っているソロ・ツアーの公演で新型コロナウイルスにかかった体験について語っている。
「5〜6週間前、ライヴの練習をやることになっていた直前に新型コロナウイルスにかかったんだ。文字通り、目の前に走馬灯がよぎったんだ」とエディ・ヴェダーは2月25日にロサンゼルスのYouTubeシアターで行われた公演で娘のオリヴィアと“My Father’s Daughter”を披露した後に語っている。
「健康には気も遣えば、楽しいこともしたり、虐待という言葉が当てはまるようなこともしてきたからね」と彼は冗談を飛ばしている。「詳細には触れないけど、想像してみてほしい。でも、本当に深刻な状況を乗り越えて、やっとこうして多くの人がいる会場に戻ってこられたんだ。有り難いことだし、光栄だよ」
ファンが撮影したその時の模様はこちらから。
先月、エディ・ヴェダーはソロ・アルバム『アースリング』を引っ提げてニューヨーク、ニュージャージー、サンディエゴ、ロサンゼルス、シアトルで公演を行っている。
エディ・ヴェダーのソロ・ツアーにはレッド・ホット・チリ・ペッパーズのドラマーであるチャド・スミスや元レッド・ホット・チリ・ペッパーズで、今はパール・ジャムのツアーに参加しているジョシュ・クリングホッファーといった豪華メンバーが参加している。
他にもジェーンズ・アディクションのベーシストであるクリス・チェイニー、フレイムスのグレン・ハンサード、ギタリストのアンドリュー・ワットが参加しており、アンドリュー・ワットは『アースリング』のプロデュースも手掛けている。
ツアーでは貴重な共演も実現していて、シアトル公演ではガンズ・アンド・ローゼズのダフ・マッケイガンとプリテンダーズの“Precious”をカヴァーしており、ロサンゼルス公演ではスチュワート・コープランドとポリスの“Message In A Bottle”を披露している。
パール・ジャムのエディ・ヴェダーはマーク・ラネガンの訃報を受けてシアトル公演で追悼の意を表している。
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