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マドンナとガイ・リッチーの息子であるロッコ・リッチーが、母親であるマドンナとクリスマスを過ごすためにニューヨークを訪れるよう命じられたことが明らかになっている。

父親であるガイ・リッチーとイギリスに残ることを希望し、飛行機に乗ることを拒否しているロッコ・リッチーに対し、裁判官はマドンナとクリスマスを過ごすためにニューヨークへ渡航するよう命じている。

現在15歳であるロッコ・リッチーは、2008年に離婚した両親のマドンナとガイ・リッチーの間で繰り広げられている親権争いの渦中にある。

ガイ・リッチー側の弁護士は、ロッコ・リッチーが「とてもはっきりと、ニューヨークには戻りたくないとの意志を示している」と説明している。

これに対して、マドンナ側は裁判官のデボラ・カプランに対し、元夫のガイ・リッチーに息子のロッコ・リッチーをニューヨークへ渡航させるよう要求している。

これを受けて、デボラ・カプラン裁判官はロッコ・リッチーに対し、どちらの親との生活を選ぶか決める前に、ニューヨークへ戻り母親であるマドンナと話をするよう命じて、以下のように説明している。「息子ロッコ・リッチーに、ニューヨークへの渡航を命じます。彼が父親との生活を望むのであれば、一旦母親の元へ戻らなければなりません」

一方、マドンナは、ドラマ「Empire 成功の代償」の企画・製作総指揮を手がけるリー・ダニエルズに対して名誉毀損で訴訟を起こしている元夫のショーン・ペンについて、1980年代に彼と結婚していた間に一度も殴られたことがないとして宣言書を提出した。

きっかけはリー・ダニエルズが9月に『ハリウッド・リポーター』誌のインタヴューで、同作品に出演している俳優、テレンス・ハワードを擁護したことだ。テレンス・ハワードは妻に暴力を振るったと認めたために痛烈な批判を受けていた。リー・ダニエルズは「ハワードがしたことは、マーロン・ブランドやショーン・ペンがしたことと何も変わらない」と語り、彼がアフリカ系アメリカ人であるため「人々は彼を悪魔だと思っていて、それがまさに今の時代、人種問題、そして今のアメリカを物語っている」と続けている。これが引き金となり、ショーン・ペンはリー・ダニエルズに対し名誉毀損で10万ドル(約9億5千万円)の訴訟を起こしている。

ショーン・ペンは12月17日付でマドンナの宣言書を含んだ修正訴状を提出している。その中でマドンナは、ショーン・ペンについて「思いやりがあり優しい人」だと述べ、マドンナとショーン・ペンについて繰り返し取り上げられる2つの噂についても焦点を当てている。

マドンナは「ショーンが私に対して身体的暴力を振るったり、暴言を吐いたりしていたと幾度となく取り上げられ、批判されていたことは知っています」と述べている。「特に、1987年6月に起きたとされる出来事で(タブロイド紙の情報によると)、ショーンが“野球のバットで”私を殴ったという話はよく耳にします。これらの主張は、非常に悪質でまったくの事実無根です」

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