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元ニューヨーク市長のルドルフ・ジュリアーニはエミネムがスーパーボウルのハーフタイム・ショーで膝をついたことを批判している。

エミネムはパフォーマンス中に膝をついており、これはコリン・キャパニック選手が2016年にアフリカ系米国人に対する警察の暴力に抗議して国歌斉唱中に起立を拒否して膝をついたことに由来している。2017年以降、コリン・キャパニック選手はフリー・エージェントになり、NFLでプレイしていない。

今回、ドナルド・トランプ大統領の顧問弁護士であるルドルフ・ジュリアーニは議論に参加している。

「エミネムが膝をついた件について話そう」と彼はニューヨークのラジオ局「77WABC」に語っている。「なぜ他の国に行かないんだ? どこか別の場所で膝をつけばいい。昨日の試合でどれだけの数の警官が彼のことを警護していたか分かるだろ。ロサンゼルスで犯罪は制御不能のわけだからね。みんながエミネムのことを好きだから、あんなに警護してもらったとでも思っているのかい?」

彼は次のように続けている。「単純な事実としてNFLは法執行機関をからかっていて、警官を殺害したブラック・ライヴス・マターを支持しているんだ」

ルドルフ・ジュリアーニはスヌープ・ドッグについても彼の楽曲“Police”を踏まえながら「スヌープ・“キル・ザ・ポリス・ドッギー”・ドッグ」と呼んでいる。

NFLは当初エミネムに膝をつかないように求めていたと報じられたが、これは後に否定されている。

「複数のリハーサルでショーのすべての要素を確認しており、エミネムがああしたことをするのも把握していました」とNFLのスポークスパーソンであるブライアン・マッカーシーは語っている。

先日、アメリカ版『ザ・マスクド・シンガー』にルドルフ・ジュリアーニが出演すると知って、ロビン・シックとケン・チョンは審査員を降りたことが明らかになっている。

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