Richard Johnson/NME

Photo: Richard Johnson/NME

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンが2010年にロンドンのフィンズベリー・パークで行ったライヴから3曲の映像がYouTubeで公開されている。

このライヴは2009年のクリスマス・チャートで「Xファクター」優勝者のジョー・マケルダリーのシングル1位を阻止するために、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの“Killing In The Name”を1位にしようというウェブでのキャンペーンが成功したのを受けて行われたライヴとなっている。

このライヴの模様は今年10月に映像商品『ライヴ・アット・フィンズベリー・パーク』としてリリースされている。

今回YouTubeで公開されたライヴ映像はこちらから。

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンは、2016年のアメリカ大統領選挙に共和党候補として出馬しているドナルド・トランプを16年前のミュージック・ビデオで題材にしていたことが明らかになっている。

問題のビデオは“Sleep Now in the Fire”のミュージック・ビデオで、このビデオは『ボウリング・フォー・コロンバイン』などで知られるマイケル・ムーアが監督を務めており、撮影はニューヨーク証券取引所前にてゲリラ的に敢行され、マイケル・ムーアが逮捕されるまでがこのビデオでは描かれている。

このミュージック・ビデオの1分4秒のところで、2000年のアメリカ大統領選挙に出馬しようとしているドナルド・トランプの支援者が立て札を持っているさまが使われており、そこでは以下のようなリリックが歌われている。「I’ll jail and bury those committed / And smother the rest in greed(主義主張にかぶれた連中は牢屋にぶちこんで、葬り去ってやる/残りの連中は貪欲さで覆いつくしてやる」

“Sleep Now in the Fire”のミュージック・ビデオはこちらから。

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