ポール・ウェラーはザ・ビートルズが解散したことを喜ばしく思っていることを明かしている。
『アンカット』誌のインタヴューを受けたポール・ウェラーは12歳の時に映画『レット・イット・ビー』を観たことを振り返っている。
「大きなスクリーンでザ・ビートルズを観ることができて、圧倒されていたんだ。彼らがルーフトップ・セッションなんかを演奏してくれたわけだからね。だから、自分にとっては彼らがライヴを演奏するのをスクリーンで観られたということだけでも、感動的だったんだ」とポール・ウェラーは語っている。
「仲の良くない彼らを観るのは憂鬱なことだと言われているけど、後々になるまで気づかなかったよ」と彼は続けている。
「個人的には解散したことを嬉しく思っているんだ。80年代にDX7でシンセ・ポップをやるザ・ビートルズなんて想像できるかい? そんなの最低だろ」
ライヴ・エイドでスタイル・カウンシルでザ・ビートルズと共演していたらと訊かれると、ポール・ウェラーは次のように応じている。「そんなことになっていたら、ショックだっただろうね。彼らはその遺産を汚していたんじゃないかな。そうしたら後年、ここまでの賛辞で語られることはなかったと思う」
ザ・ビートルズはドキュメンタリー『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』のルーフトップ・コンサート部分が日本でも2月9日より5日間限定でIMAXシアターで上映されることが決定している。
ルーフトップ・コンサート部分は65分にまとめられており、全国39館の劇場で上映される。「『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』からのルーフトップ・コンサート部分がIMAXの大画面で体験してもらえることに興奮しています」とピーター・ジャクソンは声明で述べている。「これがザ・ビートルズの最後のコンサートです。本作を観て聴いてもらえる最高の形だと思います」
広告 【独占配信】エミー賞®史上最多18部門受賞の歴史的快挙!真田広之主演&プロデュース「SHOGUN 将軍」をディズニープラスで見る
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.