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モトリー・クルーのニッキー・シックスはパール・ジャムのエディ・ヴェダーがモトリー・クルーと彼らのシーンを批判したことを受けて、「ある種の賛辞」だと受け止めていると述べている。

モトリー・クルーは80年代後半にアメリカで勃興したヘア・メタル・シーンに属しており、それによってエディ・ヴェダーの怒りを買うことになっている。

『ニューヨーク・タイムズ』紙のインタヴューでエディ・ヴェダーはサンディエゴのクラブでバンドの機材を運ぶ仕事をしていた時のことを振り返っている。「そこで、自分では選ばないような80年代後半のMTVを席巻していたバンドのライヴを観ることになったんだ」

「機嫌よくしようとはしたけれど、自分の軽蔑するメタル・バンドだった。モトリー・クルーの『ガールズ・ガールズ・ガールズ』とかね。最低だったね。嫌いだった。連中の格好が嫌いだったんだ。女性たちの見た目も嫌いだったしね。空虚な感じがしたんだ」

この記事を受けてニッキー・シックスはツイッターでエディ・ヴェダーの発言に言及している。「パール・ジャムのシンガーがモトリー・クルーを嫌いだったというのを読んで笑ってしまったよ。彼らが歴史上最も退屈なバンドの一つであることを考えると、これはある種の賛辞じゃないかな」

昨年12月、モトリー・クルーはこれまでの全カタログの音源を1億5000万ドル(約170億円)で売却したことが明らかになっている。

「新しいパートナーであるBMGコラボレーションすることができて素晴らしい気分だよ」とモトリー・クルーは声明で述べている。「彼らのロックにおける様々な成功実績は新しい拠点として完璧なもので、私たちの音楽的遺産を守り、成長させ、私たちをトップにいさせ続けてくれることになるでしょう」

一方、エディ・ヴェダーはプロデューサーのアンドリュー・ワットとパール・ジャムの次回作をレコーディングすることを明かしている。アンドリュー・ワットはジャスティン・ビーバー、オジー・オズボーン、マイリー・サイラス、ポスト・マローン、デュア・リパらを手掛けている。

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