Clara Balzary

Photo: Clara Balzary

レッド・ホット・チリ・ペッパーズは通算12作目となるニュー・アルバム『アンリミテッド・ラヴ』を4月1日にリリースすることを発表している。

アルバムには17曲が収録され、73分の長さで、リード・シングル“Black Summer”が本日公開される。

ギタリストのジョン・フルシアンテは約10年ぶりにバンドに復帰を果たしており、彼がアルバムに参加するのは2006年の『ステイディアム・アーケイディアム』以来となっている。

新作についてレッド・ホット・チリ・ペッパーズは以下の声明を発表している。「私たちの唯一のゴールは音楽に没頭することでした。私たち(ジョン、アンソニー、チャド、フリー)は個人としても集団としても技術を磨き、お互いに顔を見せながら、最高のアルバムを作るために膨大な時間を過ごしてきました。私たちのアンテナは神聖なコスモに合わせられ、一緒に部屋に集まって、もう一度よりよくなろうと挑戦できる機会を持てたことに非常に感謝していました。1日1日、毎週、毎月、お互いに耳を傾けて、作曲し、自由にジャムをして、ジャムの成果にアレンジをしていきました。そこには細心の注意と大きな目的がありました。そのサウンド、リズム、ヴァイブレーション、言葉、メロディーに私たちは魅了されました」

「人々を高揚させ、人々を繋げ、人々を一つにするために世界に光をもたらすことを切望していました。ニュー・アルバム『アンリミテッド・ラヴ』に収録されているそれぞれの曲は私たちの一面を表し、自分たちなりの世界への視座が反映されています。本作は人生の使命でした。私たちは懸命に取り組み、集中し、準備していたので、最大の波が来た時には波に乗る準備はできていました。海は私たちに大きな波を与えてくれました。このアルバムは人生の総決算となるライドになります。聴いてくれて、ありがとう。楽しんでもらえたらと思います」

ジョン・フルシアンテは次のように続けている。「曲を書き始めた時、私たちはジョニー・“ギター”・ワトソン、ザ・キンクス、ニューヨーク・ドールズ、リチャード・バレットといった人々の昔の曲を演奏するところから始めました。だんだんと新しいアイディアが出始めて、ジャムから曲になって、数カ月後には演奏しているのは新曲だけになっていました。他の人が書いた曲を演奏している時の労のない楽しさが曲を書いている時にもずっと残っていました。自分にとってこのアルバムはお互いへの愛と信念を体現したものとなっています」

レッド・ホット・チリ・ペッパーズはザ・ストロークス、ハイム、セイント・ヴィンセントらをサポート・アクトに迎えた大規模なワールド・ツアーの日程が発表されている。

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