マリリン・マンソンは先日カニエ・ウェストの新作『ドンダ2』に参加していると報じられたが、実際にコラボレーションを行っていることを明らかにしている。
カニエ・ウェストとコラボレーションを行っているデジタル・ナズはスタジオを訪れる度にマリリン・マンソンがそこで作業をしていたと語っている。
「カニエ・ウェストは今回『ドンダ2』に『イーザス』に参加していたプロデューサーを起用していて、あとはマリリン・マンソンと自分と『ドンダ1』に参加していたプロデューサーたちだったんだ」
マリリン・マンソンの複数のアルバムとツアーに参加してきたティム・スコールドは先月スタジオにいる写真を投稿して、マリリン・マンソンとカニエ・ウェストのハッシュタグを付けていた。
今回、マリリン・マンソンは報道が事実であることを認めており、彼の担当者は『ニューズウィーク』誌に「イェーとクリエイティヴなコラボレーションを続けている」と述べている。
マリリン・マンソンは『ドンダ』に収録の“Jail Pt 2”に参加しており、シカゴで開催されたアルバムのリスニング・パーティーにも参加している。
マリリン・マンソンは2021年に複数の女性から性的虐待で告発されて、4件の裁判を抱えており、カニエ・ウェストはコラボレーションすることで批判を受けている。マリリン・マンソンは女性からの告発を否定している。
昨年2月、エヴァン・レイチェル・ウッドは「恐ろしい虐待」を受けてきたと述べており、先日ドキュメンタリーの中で“Heart-Shaped Glasses (When The Heart Guides The Hand)”のミュージック・ビデオの撮影時に「カメラの前で実質的にレイプされた」と語っている。一方、マリリン・マンソンの弁護士は「想像に基づいた話」と反論している。
エヴァン・レイチェル・ウッドの告発の後、複数の女性が名乗り出ており、『ゲーム・オブ・スローンズ』への出演で知られるエスメ・ビアンコもマリリン・マンソンの虐待を告発している。
元アシスタントのアシュリー・ウォルターズとモデルのアシュリー・モーガン・スミスラインは性的虐待、性的暴行、非合法の監禁などの罪で訴えている。
マリリン・マンソンは告発について「皮肉にも嘘で#MeTooのムーヴメントを現金化して搾取しようとしている」として「組織的攻撃」だと述べている。
先日、カニエ・ウェストはアルバム『ドンダ2』を2月22日にリリースすると述べており、アルバムのエグゼクティヴ・プロデューサーはフューチャーが務めていることを明かしている。
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