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ブラック・カントリー・ニュー・ロードはシンガーのアイザック・ウッドが脱退したことが発表されている。

2月4日にセカンド・アルバム『アンツ・フロム・アップ・ゼア』をリリースするブラック・カントリー・ニュー・ロードは1人減った6人組として活動を続けていくものの、近いライヴは中止となることが決定している。昨年、ブラック・カントリー・ニュー・ロードは病気のためにUK&アイルランド・ツアーを延期していた。

ブラック・カントリー・ニュー・ロードはアイザック・ウッドによるメッセージを発表している。「悪いニュースですが、私はずっと悲しさと恐れを感じてきました。そうならないように努力したのですが、その悲しさと恐れのためにギターを弾きながら同時に歌うことが難しくなってしまったのです」

「一緒に曲を書き、パフォーマンスを行ってきて、それが素晴らしい時もありましたが、しかし、今は決していいとは言えないことが起こっており、それによってこれ以上グループのメンバーではいられなくなりました」

アイザック・ウッドは次のように続けている。「明らかにしておきたいのは、私の知る限り最高の6人で、輝かしいほど素晴らしい人たちだったことです。これを読んでいるということは、みなさんもその一端を見たことがあるかもしれません。それは大きな喜びでしたし、すべての人に『ありがとう』という言葉を言わせてください」

ブラック・カントリー・ニュー・ロードは6人の残ったメンバーでブラック・カントリー・ニュー・ロードとしての活動を続けていくことを発表して、既に新曲に取り組んでいることも明らかにしている。来週、ロンドンのラウンドハウスで予定されていた公演や2月の北米ツアー、4月のUKツアーは中止となっている。

バンドは次のように述べている。「もうアイザック・ウッドはバンドの一員ではないものの、残りの私たちはブラック・カントリー・ニュー・ロードとして音楽を一緒に作り続けていきます。事実、既に取り組み始めています」

「アイザック・ウッドとの作業で惜しまれることはあまりに多岐にわたるもので書ききれませんが、私たちが一緒に作った音楽を聴いてもらえれば、みなさんにもそのうちのいくつかは分かっていただけると思っています。グループとしての体験がどれだけ私たちに影響を与えてくれたかは言い過ぎることはないでしょう。事実、私たちがやってきたことは一言で言うのは難しいものでした。しかし、7人の友人としてこれだけのことをできたのは最高の特権でした」

ブラック・カントリー・ニュー・ロードは2020年に発表したデビュー・アルバム『フォー・ザ・ファースト・タイム』がマーキュリー・プライズにノミネートされている。

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