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ジョニ・ミッチェルは新型コロナウイルスのワクチンに関して誤った情報を広げているスポティファイに抗議したニール・ヤングを支持することを表明している。

ニール・ヤングは『ジョー・ローガン・エクスペリエンス』のようなコンテンツが「ワクチンに関する誤情報を流布している」としてスポティファイから自身の音源を削除するように求める公開書簡を発表していた。現地時間1月26日にスポティファイからはニール・ヤングの音源が削除されている。

これは音楽業界で様々な反応を引き起こしており、ギャング・オブ・フォーのアンディ・ギルの妻はスポティファイがジョー・ローガンのポッドキャストを継続させたことを批判している。一方、ディスターブドのフロントマンであるデイヴィッド・ドレイマンは「大衆に従わず言論の自由を守った」スポティファイの判断を称賛している。

ジョニ・ミッチェルはニール・ヤングに賛同する集団に加わっており、ワクチンに関する誤情報を広めているスポティファイから音源を削除することを公式サイトで発表している。ジョニ・ミッチェルはスポティファイと1億ドルの独占契約を結んでいるジョー・ローガンの名前は挙げなかったものの、ジョー・ローガンのポッドキャストを批判する科学者や医療専門家の数百の署名へのリンクを共有している。

「スポティファイから自分の音源を削除することに決めました」とジョニ・ミッチェルは述べている。「無責任な人々が命を脅かす嘘を広げています。この問題に関してはニール・ヤングや世界的な科学・医療の専門家を支持します」

ジョニ・ミッチェルは270人の署名が入った公開書簡へのリンクをシェアしており、「不愉快で不快なだけでなく、医学的にも文化的にも危険なものです」と述べている。

公開書簡には次のように記されている。「スポティファイは社会的に有害な主張や嘘の伝播を許すことで、科学的研究への信頼を失わせ、医療専門家が提唱するデータに基づいた指針の信頼性に疑問を投げかけるメディアの運営を可能にしています」

ニール・ヤングはスポティファイから音源を削除することでストリーミングでの収入のうち約60%を失うことを明かしている。「真実の名の下に世界全体のストリーミング収入の60%を失うにもかかわらず、私を支持してくれて損失を受け入れてくれたワーナー・ブラザースに感謝するよ」

ジョニ・ミッチェルは1971年にリリースされた“River”のミュージック・ビデオが初めて製作されている。12月22日にジョニ・ミッチェルは今年のケネディ・センター名誉賞を受賞したことを受けて、トリビュート・コンサートが開催されている。トリビュート・コンサートではエリー・ゴールディング、ノラ・ジョーンズ、ブリタニー・ハワードらが最も好きなジョニ・ミッチェルの曲を披露している。

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