オーストラリアのシンガー・ソングライター、コートニー・バーネットは、来年のグラミー賞最優秀新人賞の候補に選ばれているが、他の候補者について何も知らないことを明かしている。
2016年のグラミー賞授賞式は2月15日(日本時間2月16日)に行われる予定で、最優秀新人賞にはコートニー・バーネットの他に、英国のスター、ジェイムス・ベイ、“All About That Bass”でヒットを飛ばしたメーガン・トレイナー、サム・ハントとトリー・ケリーがノミネートされている。
最近、コートニー・バーネットは米『ビルボード』誌で、他の候補者について「どんな人たちなのか知らない」と答えている。
「彼らの曲はたぶん聴かないわ。私は友だちに勧められた曲は聴くけど、雑誌に載ってるからとか、何かの候補になったからっていう理由でレコードを買いに行ったりはしないの。だから、聴かないと思うわ。世界にはまだ、聞きたいけど聞けていない音楽がたくさんあるしね」
「人は自分の小さな世界に住んでるし、私もそうなんだけど……私って何に関しても全然詳しくないのよね。あまり追わないというか。好きなアルバムやアーティストはいるけど、私は自分のことに集中していたいの。他の人がやってることや流行には、あまり関心がないわ」
続けてコートニー・バーネットは、候補者になったことに驚き、よろこんでいるものの、授賞式は必ずしも彼女のウィッシュリストの上位には位置していないと語っている。
「私の尊敬するたくさんのアーティストがグラミー賞を受賞してると思うわ。私はグラミー賞を見たことがないから、わからないけど。でも、あんな風に世界的に認められるってすごいことよね」
また、誰がグラミー賞候補にふさわしいと思うかと聞かれたコートニー・バーネットは、次のように答えている。「まず“新人”がどういう意味なのか、わからないわ。去年、大好きなシャロン・ヴァン・エッテンと一緒にライブをしたの。去年はベンジャミン・ブッカーもね。でも、大勢いるからわからないわ。スリーター・キニーも聴いてるし、それに、私にとっては新しくても彼らは明らかに新しいバンドじゃないもの」
コートニー・バーネットは、2015年3月にデビュー・アルバム『サムタイムス・アイ・シット・アンド・シンク、サムタイムス・アイ ・ジャスト・シット』をリリースしている。
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