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テイラー・スウィフトの『1989』が今年上半期のアナログの最多セールスに輝いたことがアメリカでの最新調査で明らかになった。

調査会社のニールセンは、2015年上半期のアルバム売上データを公表した。このデータによると、テイラー・スウィフトの『1989』が合計133万枚で、フィジカルとデジタルを合わせた今年上半期の最多セールスを記録している。

このうち、アナログ・レコードのセールスは34,000枚で、『1989』はアナログ・ファンの間でも、今年上半期で最も人気を博したアルバムの座を獲得している。同アルバムの2015年の総セールス数のうち、レコードはわずか2.5%だったとのこと。一方で、スフィアン・スティーヴンスの『キャリー&ローウェル』は総セールス数のうちレコードが30%を占めているという。このアルバムはレコードで32,000枚を売り上げており、ニールセンの調査で2位に付けた。

また、アークティック・モンキーズの『AM』や、アラバマ・シェイクスの『サウンド&カラー』もアナログ・レコードを購入する層に人気があることが証明された。ニールセンの調査では、過去1年でレコードのセールス枚数は38.4%上昇したことが判明しており、今年に入って既に560万枚のレコードが売れている。

今年上半期における全米でのアナログ売上ベスト10は以下の通り。

1. テイラー・スウィフト『1989』 (34,000枚)
2. スフィアン・スティーヴンス『キャリー&ローウェル』 (32,000枚)
3. アークティック・モンキーズ『AM』 (27,000枚)
4. アラバマ・シェイクス『サウンド&カラー』 (26,000枚)
5. マイルス・デイビス『カインド・オブ・ブルー』 (23,000枚)
6. サム・スミス『イン・ザ・ロンリー・アワー』 (23,000枚)
7. ピンク・フロイド『ザ・ダークサイド・オブ・ザ・ムーン / 狂気』 (23,000枚)
8. 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:最強 Mix Vol. 1 (サウンドトラック)』(22,000枚)
9. ファーザー・ジョン・ミスティ『アイ・ラヴ・ユー・ハニーベア』 (22,000枚)
10. ホージア『ホージア』 (21,000枚)

また、アップル・ミュージックで最初の3カ月の無料トライアル期間中にアーティストなどの権利者にロイヤリティを支払われないことに対して、テイラー・スウィフトがアップルに抗議したことが話題となっているが、現在では『1989』はアップル・ミュージックで配信されている。

経緯としては、6月20日にテイラー・スウィフトの広報担当が、6月30日にサービス開始となったアップル・ミュージックでは『1989』を配信しないと発表し、その後、テイラー・スウィフト自身もアップル・ミュージックは「不公平」で「がっかりした」と、公開書簡でアップルを批判していた。

アップルは当初、ミュージシャンやプロデューサー、ソングライターなどの権利者に対して、アップル・ミュージックの最初の3カ月の無料トライアル期間中にはロイヤリティを支払わないという方針を発表していた。しかし、この公開書簡を受けてアップルは方針を一転させ、トライアル期間中もアーティストなどに対して支払いをすることになった。

アップルの方針転換を受けて、テイラー・スウィフトも対応を変えてアップル・ミュージックで『1989』を配信することを決定しており、アップル・ミュージックはこの大ヒット・アルバムをストリーミング配信する最初のサービスとなっている。

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