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エドワード・ノートンは映画『ファイト・クラブ』で共演し、74歳で亡くなったミート・ローフに追悼の意を表している。

1999年公開の『ファイト・クラブ』でミート・ローフが演じたロバート・ポールセンがエドワード・ノートンを抱きかかえる場面写真を投稿して、エドワード・ノートンは次のように述べている。「家には映画の写真を置いていないんだけど、この写真は額に入れてオフィスに置いてあるんだ。というのも、いつも笑顔にさせてくれるからね」

「『ラヴ&ハグス、ミート』と彫ってあるんだ。彼のことをよく表しているよね。彼は愉快で、やさしいし、誰にとってもあたたかい人だった。素敵な魂よ。安らかに、ミート・ローフ」

彼は次のように続けている。「僕らにとって彼はずっと『ボブ』であり続けるだろう。笑いと不遜に満ちた素晴らしい数ヶ月感だった。ミート・ローフと仕事をする上で一番大変だったのは馬鹿げた瞬間でも笑わずにやり過ごすことだった。彼はテーブルの上に横たわって死体を演じたりして、レッド・ツェッペリンを口ずさんでいた。素晴らしい時間だったよ」

2016年のインタヴューでミート・ローフは映画の編集で監督のデヴィッド・フィンチャーに手を貸したことを明かしている。

「10ヶ月もトレーラーハウスで過ごすことなんてほとんどないわけでね。私はずっとデヴィッド・フィンチャーの横にいたんだ」とミート・ローフは『AVポッドキャスト』で語っている。「隣ではなかったかな。それだったら、彼も頭がおかしくなっていただろうからね。でも、近い場所にいたんだ。後ろで、何が起こって、彼が何を見ているかを見ていたんだ」

「撮影に入って4〜5ヶ月後、ランチを食べていたら、デヴィッド・フィンチャーが私をトレーラーハウスに呼んで、『どれを使うか選ぶのを手伝ってほしいんだ』と言ったんだ」

「彼は平均44テイクを撮影していてね。私たちは40テイクを観て、『どれが一番いいと思う?』と彼が訊いてくるんだ。私が『24テイクか、26テイクかな』なんて言うと、彼が『僕もそう思う。26テイク目だね』と言うんだ」

アリス・クーパーもミート・ローフについて「ロックンロールにおいて最高の声の一人だ」と評しており、ボーイ・ジョージは次のように述べている。「ミート・ローフよ、安らかに。家族と友人に愛と祈りを。一度、セント・ジョンズ・ウッドにある中華料理屋で会ったことがあったんだ」

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