ザ・ビートルズのプロデューサーとして知られるジョージ・マーティンは息子のジャイルズ・マーティンによってザ・ビートルズと契約した理由について孫娘に語る映像が公開されている。
ツイッターに投稿された動画でジョージ・マーティンはザ・ビートルズがリヴァプールからロンドンに出てきて、彼らと初めて出会った時のことを振り返っている。「最初はふざけた名前だと思ったんだ」
ジョージ・マーティンはザ・ビートルズにチャンスを与えることにした理由について次のように語っている。「ロンドンで彼らに会って、聴かせてもらったんだ。まあまあだったけど、素晴らしくはなかった。でも、彼らのことを知っていくうちに事情が変わったんだ。というのも、すごくいい奴らだったんだよね」
彼は次のように続けている。「彼らは愉快で、非常にクレヴァーだった。一緒にいたくなるような人物だったんだよ。だから、彼らは人気者になるべくしてなったんだ」
I don’t normally share anything personal but this my dad from a while back explaining to my daughter he signed the Beatles. Ordinary people do extraordinary things. Great decisions are made for the simplest reasons. “I figured if I like them this much other people might too” ❤️ pic.twitter.com/j4bf96b4zS
— Giles Martin (@mashupmartin) January 19, 2022
ジョージ・マーティンは2016年3月に享年90歳で亡くなっており、葬儀はウィルトシャー州で親族による密葬で行われている。2016年5月にロンドン・トラファルガー広場にある聖マーティンズ・イン・ザ・フィールズ教会で行われた告別式には600人以上の参列者が集まり、「5人目のビートル」と呼ばれたジョージ・マーティンを追悼している。
告別式ではポール・マッカートニーが弔辞を述べ、ジョージ・マーティンがザ・ビートルズの音楽に与えた影響を讃え、ジェイムス・ベイやコメディアンのアレクサンダー・アームストロングとバーナード・クリビンズがパフォーマンスを行っている。
昨夏にはジョージ・マーティンによるAIRスタジオ・モントセラトの歴史を振り返るドキュメンタリー『アンダー・ザ・ヴォルケーノ』が映像商品としてリリースされている。
グレイシー・オットが監督を務め、コディ・グリーンウッドがプロデューサーを務めた本作はザ・ポリス、マーク・ノップラー、デュラン・デュランのニック・ローズ、ウルトラヴォックスのミッジ・ユーロらがインタヴューで出演している。
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