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亡くなったBBCのDJであるジャニス・ロングの追悼番組が放送されることが決定している。

『ア・ライフ・イン・ミュージック』と題された番組は現地時間1月23日19時から21時にわたってBBCラジオ・ウェールズとBBCラジオ・マージーサイドで同時放送される。番組は昨年のクリスマスの日に享年66歳で亡くなったジャニス・ロングの功績を讃えるものとなる。

ゾーイ・ボールが司会を務め、ポール・マッカートニー、エルヴィス・コステロ、リチャード・ハーレイ、ニュー・オーダーのピーター・フック、シンプル・マインズのジム・カー、ザ・ライトニング・シーズのイアン・ブロウディー、スレイドのノディ・ホルダー、BBCのDJであるジョー・ワイリーとグレッグ・ジェイムスがゲストとして出演する。

ジャニス・ロングはBBCラジオ・マージーサイドのアシスタントとしてキャリアを始めており、その後、地元のバンドを応援する自身の番組『ストリートライフ』を持つことになっている。

ジャニス・ロングは1983年にBBCラジオ1に移籍して、土曜日の夜の番組を担当し、その後平日の夜に音楽と時事を取り扱う番組を担当した他、金曜の夜の『シングルド・アウト』も担当している。彼女はBBCラジオ1で帯番組を担当した初の女性となっている。

ジャニス・ロングは『トップ・オブ・ザ・ポップス』初の女性司会者として5年間番組を担当して、その後はBBCラジオ2で2017年まで続く長寿番組を担当していた。1995年にはリヴァプールでクラッシュFMという自身のラジオ局も立ち上げている。

「古くからのリヴァプール出身の友人であるジャニス・ロングが亡くなったと聞いて、ものすごく悲しいよ」とポール・マッカートニーは追悼の意を表している。「ジャニスはいつも目を輝かせている楽しいことが大好きな女性で、音楽シーンにとても詳しくて、いつ会っても楽しかったし、大いに笑い合ったんだ」

エルヴィス・コステロはジャニス・ロングがオンエア中に技術的な問題にどう対処したか、またインタヴューの優れた腕前など、彼女の仕事ぶりについて語る予定となっている。

『ア・ライフ・イン・ミュージック』には音楽界以外からも俳優のデヴィッド・モリッシーや彼女の家族や友人も出演するとのことで、BBCラジオ4で『ウーマンズ・アワー』の司会を務めたジェーン・ガーヴェイはジャニス・ロングのおかげで若い女性がラジオの世界に飛び込む希望をもらえたことについて語るという。

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