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ニルヴァーナは『ネヴァーマインド』のアルバム・ジャケットに登場するスペンサー・エルデンが「商業的な子どもに対する性的搾取」と児童ポルノで訴えていた訴訟が棄却されたことを受けて、訴訟の修正案を出したことが明らかになっている。

30歳のスペンサー・エルデンは昨年8月にスイミングプールで1ドル札をつかもうとする乳児の時の写真についてニルヴァーナ陣営を訴えている。訴状はスペンサー・エルデンの保護者が商業利用を許可する契約書にはサインしておらず、州の児童ポルノの法律に違反しており、「生涯に及ぶ損害」を受けたと主張していた。

この訴訟はカリフォルニア州の地方裁判所で訴訟が一旦棄却されたことが明らかになっている。スペンサー・エルデンの裁判チームは12月30日までにニルヴァーナの棄却を求める要請に反論しなければならなかったが、その締切に間に合わなかったという。

次回は1月13日までに修正案を出さなければならなかったが、『ピッチフォーク』によれば、スペンサー・エルデン陣営は1月12日に修正案を提出しており、「性売買の産業に相当すると知っているべきことから利益を得た」と述べている。

修正案はアルバム・ジャケットを撮影したカーク・ウェドルとレコード・レーベルが「意図的に商業的な形でスペンサー・エルデンを撮影した児童ポルノを使うことで、写真のみだらな特性を活用して、ニルヴァーナのアルバムと音楽、バンドをプロモーションして、少なくとも数千億円を稼ぎ出した」と主張している。

スペンサー・エルデンの弁護士はプレス・リリースで修正案には新しい「画像や素材」が含まれており、「スペンサーの性器をみだらに撮影した性的な写真を商業的に活用することを意図的に選択したことを示している」と述べている。

先月、ニルヴァーナの代理人は声明を出しており、時効であり、「深刻なものではない」と述べていた。こうした訴訟は自分がアルバム・ジャケットに使われていることを知ってから10年以内に適用されるものであり、彼がこの10年でそれを知ったという説を否定している。

「しかし、『ネヴァーマインド』のアルバム・ジャケットの写真は1991年に撮影されたものです」と声明には記されている。「1992年には世界的に有名になっていました。スペンサー・エルデンが主張しているように2011年のずっと前から彼は写真の存在を知っており、赤ん坊が自分であることを知っていました。『違反』や『傷害』と言われる両方のことを彼は何十年も知っていたのです」

続けてスペンサー・エルデンはアルバム・ジャケットを受け入れていると思われる場面も挙げている。「スペンサー・エルデンは自称『ニルヴァーナ・ベイビー』としてその名声から30年間、利益を得ていました」

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