女優のエヴァン・レイチェル・ウッドはドキュメンタリー作品『フェニックス・ライジング(原題)』でマリリン・マンソンを告発した件について語ることが明らかになっている。
エヴァン・レイチェル・ウッドはマリリン・マンソンを公に告発しており、懐柔されて10代の時に「恐ろしい虐待」を受けてきたと述べている。
マリリン・マンソンはエヴァン・レイチェル・ウッドや他の女性からの告発を否定しており、「皮肉にも嘘で#MeTooのムーヴメントを現金化して搾取しようとしている」として「組織的攻撃」だと述べている。
『ヴァラエティ』誌によれば、『フェニックス・ライジング』は1月24日にサンダンス映画祭で初上映され、今後数ヶ月のうちに前後編でHBOにて放送される。
『フェニックス・ライジング』はエヴァン・レイチェル・ウッドから2019年に声をかけられたエイミー・バーグが監督している。
エイミー・バーグは『ヴァラエティ』誌に本作の元々の計画について次のように語っている。「本作はマリリン・マンソンや彼の世界観についての作品ではありません。これはエリン・ブロコヴィッチについての物語です。力を得ること、虐待的な状況に縛られている女性や男性に援助を提供することに焦点を当てました。エヴァン・レイチェル・ウッドが彼の名前を挙げるまでは、そうしたものを作っていたのです」
エヴァン・レイチェル・ウッドはその後、マリリン・マンソンが新譜を出して、家庭内虐待の犠牲者であるという主張が再燃したのを受けて、マリリン・マンソンの名前を挙げることにしている。そこで2人は映画の対象を広げ、名乗り出たことと彼女が告発したことの余波も取り上げている。
エイミー・バーグはエヴァン・レイチェル・ウッドの子役としてのキャリアや家族としての生活も取り上げていると述べている。「彼女は幼い年齢で大人の世界に飛び込むことになり、それを赤裸々に語ってくれました。非常にパーソナルな内容です」
『ゲーム・オブ・スローンズ』への出演で知られるエスメ・ビアンコも虐待を告発しており、斧を持って彼の家で追い回されたと述べている。モデルのアシュリー・モーガン・スミスラインは性的虐待、性的暴行、非合法の監禁などの罪で訴えている。
マリリン・マンソンは5人の女性の告発を受けて所属レーベルのロマ・ヴィスタとの契約を切られている。長年のマネージャーだったCAAのトニー・シウラも彼の下を離れており、『アメリカン・ゴッズ』と『クリープショー』への出演も取り消されている。
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