第64回グラミー賞授賞式は新型コロナウイルスのパンデミックによって無期限に延期されたと報じられている。
新型コロナウイルスによって毎年開催されているグラミー賞授賞式は2年連続で延期されている。
『ヴァラエティ』誌の報道によれば、レコーディング・アカデミーのスポークスパーソンは同誌に延期を認めている。現時点で新しい開催日は示されていない。第64回グラミー賞授賞式は1月31日にロサンゼルスのクリプト・コム・アリーナ(これまでのステイプルズ・センター)で開催される予定となっていた。
アメリカ全土、世界各地では新型コロナウイルスのオミクロン株の感染拡大が広がっており、多くのコンサート、ツアー、スポーツ・イベントが延期ないしは中止になっている。
『ヴァラエティ』誌によると、多くのアーティストや音楽業界の人物がグラミー賞授賞式に参加することをためらっていることを表明したことで、それがレコーディング・アカデミーに対して今後開催するほうが最善だと判断させることになったという。
情報筋は『ヴァラエティ』誌にレコーディング・アカデミーとテレビ局のCBSは昨年のスケール・ダウンした開催と較べて、観客のいる形のフル・スケールで開催できればと考えていると語っている。2021年の授賞式はロサンゼルスのコンヴェンション・センターで3月14日に開催されている。授賞式では45分ごとに入れ替わる候補者が観客で、多くのパフォーマンスは事前収録となっていた。
ジョニ・ミッチェルを讃えるミュージケアーズ・パーソン・オブ・ザ・イヤー・コンサートを含めてグラミー賞の関連イベントも延期される。
現時点で授賞式の司会は2年連続でコメディアンのトレヴァー・ノアが務める予定となっている。
最多ノミネートはジョン・バティステの11部門で、ジャスティン・ビーバーとドージャ・キャット、H.E.R.の8部門がそれに続いており、ビリー・アイリッシュとオリヴィア・ロドリゴは7部門にノミネートされている。
先月、グラミー賞を主催するレコーディング・アカデミーのトップはザ・ウィークエンドがグラミー賞をボイコットしていることについて「我々に影響を与えることもなければ気分も害していない」と語っている。
一方、ドレイクは2022年のグラミー賞で2部門のノミネートを辞退したことが明らかになっている。ドレイクは『サーティファイド・ラヴァー・ボーイ』が最優秀ラップ・アルバム賞に、フューチャーとヤング・サグが参加した“Way 2 Sexy”が最優秀ラップ・パフォーマンス賞にノミネートされていた。辞退の理由については明らかになっていない。
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