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ダフト・パンクは映画『トロン:レガシー』のサウンドトラックの11周年を記念して、限定のアナログ盤がリリースされている。

ターゲット限定となる2枚組のアナログ盤は12月にリリースされており、そのおかげで米『ビルボード』誌のダンス/エレクトロニック・アルバム・チャートの首位を獲得している。10000枚限定のアナログ盤のうち、94%が12月10日から12月16日の週に販売されている。

『トロン:レガシー』のサウンドトラックがダンス/エレクトロニック・アルバム・チャートで首位を獲得するのは今回で11週目で、2011年4月以降では初めてとなっている。

ダフト・パンクは28年の活動を経て2021年2月に解散している。

テーム・インパラのケヴィン・パーカーはダフト・パンクの解散を受けて、その切実な思いを語っている。「自分がこんなにも感情的になると思わなかったんだ。家族のような親しい誰かが亡くなったことを知らされた時のような気分だった」

ダフト・パンクのトーマ・バンガルテルはバレエ作品『ミソロジーズ』に音楽を提供することが明らかになっている。

『ミソロジーズ』はボルドー国立歌劇場とバレエ・プレルジョカージュの共同プロデュースとなっている。90分を超える本作は「集団の想像が神話を形成していく」ことを取り扱ったものになるという。

2022年7月1日から10日までボルドー大劇場で上演される本作はバレエ・プレルジョカージュの創始者で振付家のアンジュラン・プレルジョカージュが演出を手掛ける。トーマ・バンガルテルによるスコアはボルドー・アキテーヌ国立管弦楽団によって演奏され、ロマン・デュマが指揮を務める。

ダフト・パンクは歩みや与えた影響をまとめた書籍『アフター・ダフト(原題)』が刊行されることも決定している。2023年に刊行予定の本書はガブリエル・シャタンの著書で、ハシェットUKから刊行される。

ダフト・パンクが与えた影響や本書の題材についてガブリエル・シャタンは次のように説明している。「ダフト・パンクはプリンス、トーキング・ヘッズ、ケイト・ブッシュ、スティーヴィー・ワンダー、クラフトワーク、ミッシー・エリオット、デヴィッド・ボウイといった、名前を挙げられるだろう先人と並んでポップの殿堂に君臨しています」

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