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アイアン・メイデンのブルース・ディッキンソンはバンドの成長についてソーシャル・メディアに頼ってないことを誇りに思うと語っている。

アイアン・メイデンは今年9月に通算15作目となる最新作『戦術』をリリースしており、リリース週のチャート争いでドレイクの『サーティファイド・ラヴァー・ボーイ』と対決したことを最新のインタヴューで振り返っている。

「アルバムをリリースした週にドレイクと真っ向から対決することになったんだ。彼のやっていることは自分には分からないんだ。多くの人は分かっているみたいだけどさ。でも、ドレイクと真っ向から対決することになって、僕たちについても『自分たちが生きている時代に何の譲歩もしない年老いた老人による本物の音楽なんだ』という感じになったんだ」

「人々は『あなたたちは恐竜ですね』と言ってきてね。それで『ああ、あんまりもう生き残っていないんだろ』と答えているんだ」

「それが俺たちであり、俺たちのやっていることなんだよね」

ブルース・ディッキンソンは自分たちのファンベースを広げるのにソーシャル・メディアを頼りにしていないことが嬉しいとも語っている。

「全体的に俺たちのお客さんというのは俺たちと共に動いてきているんだ。アイアン・メイデンの客層というのは合板を貼り合わせたテーブルみたいなもので、毎年新しい層が加わって、そうやってテーブルがどんどん大きくなっていくんだよ」

「俺たちは有機的に成長してきたんだ。ソーシャル・メディアを通してとか、そういうものじゃなくね。俺たちは外に出て、人々の前でやっていくことで成長してきたんだよ」

先日、アイアン・メイデンとマーベルは独自のマーチャンダイズの新たなコレクションで協力することが発表されている。

クリスマスに向けて発売されたアパレルとアクセサリーのラインナップはマーベルのキャラクターとアイアン・メイデンの悪名高いエディのキャラクターという両ブランドの世界観を結びつけたものとなっている。

「エディは長きにわたって偉大なスーパーヒーローと肩を並べてきており、戦場からエジプトの墓、凍ってしまった未来都市まで、彼が降臨してくるために作った世界を誇りに思っています」とアイアン・メイデンのマネージャーであるロッド・スモールウッドは語っている。

「ポップ・アートやコミック・カルチャーで最もよく知られているキャラクターをアイアン・メイデンの惑星に引き込むことは長年の野望であり、マーベルとその比類なき知的財産と仕事をすることは今の時代に完璧にフィットしています」

彼は次のように続けている。「エディとそのようなキャラクターが並ぶことはファンが長年にわたって語ってきたことで、アイアン・メイデンの世界にヴェノムやサノス、マイティ・ソー、デッドプールを招くことは両方のカルチャーのファンを喜ばせることになると思います」

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