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レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの“Killing In The Name Of”はUKでクリスマス週に1位を獲得した最も人気の曲に投票で選ばれている。

この投票は今年が70年目のクリスマス・チャート・バトルになることと『オフィシャル・クリスマスNo.1・シングル・ブック』の刊行を記念してナイン・エイト・ブックスによって開催されている。本書はクリスマス週に1位を獲得した曲を各曲ごとに見開き2ページで解説したものとなっている。

3週間にわたる投票でスパイス・ガールズが1996年に発表した“2 Become 1”とレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの“Killing In The Name Of”に絞られており、最終的に41000票が集計されて、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンがトップに立っている。

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの“Killing In The Name Of”は2009年に『Xファクター』の優勝者が5年連続でクリスマス週に1位を獲得するのを阻止するためにジョン&トレイシー・モーターによってキャンペーンが立ち上げられていた。

ジョン・モーターは当時『NME』に次のように語っている。「クレイジーで信じられません。BBCのインタヴューも今夜受けることになりました。あれ以降、電話が鳴り止みません。今はまだ実感が湧きませんね」

今回の投票結果を受けてジョン・モーターは次のように述べている。「数年前にエセックスのキッチンで考えた小さなアイディアがこの国でクリスマス週に1位を獲得した最も人気の曲になるなんて恐縮しています」

「あれはみんなにとっての曲を1位にしようというものでした。あの曲についてはバンド自身ももうみんなのものだと言っています。なので、この大変な時期にあの曲が1位を獲得したのには驚いていません。祝いましょう」

今年のクリスマス週のシングル・チャートは週半ば時点の速報でエド・シーランとエルトン・ジョンが参加したラッドベイビーの“Sausage Rolls For Everyone”がトップに立っている。2位はエド・シーランとエルトン・ジョンによるコラボレーションの“Merry Christmas”となっている。

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンは2022年のレディング&リーズ・フェスティバルでヘッドライナーを務めることが決定している。レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンは来年のロック・オン・セーヌやボストン・コーリングに出演することも決定している。

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