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映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』で監督・脚本を手掛けるマット・リーヴスは主人公であるロバート・パティンソンのキャラクターについてニルヴァーナのカート・コバーンから影響を受けたと説明している。

ロバート・パティンソンは日本では3月11日に公開される『THE BATMAN-ザ・バットマン-』でブルース・ウェイン役を演じており、ゾーイ・クラヴィッツがキャットウーマン役を務めている。

新たなインタヴューでマット・リーヴスはカート・コバーンが新たなブルース・ウェイン像に与えた影響を『エンパイア』誌に次のように語っている。「脚本を書く時、音楽を聴いているのですが、序盤を書く時にニルヴァーナの“Something In The Way”を聴いていたのです。その時にブルース・ウェインをこれまで見てきたようなプレイボーイにするのではなくて、悲劇を経験して世捨て人になった別のバージョンを思いついたのです」

マット・リーヴスは2017年公開の映画『グッド・タイム』の演技を目の当たりにしてロバート・パティンソンがこの役に完璧だと思ったと語っている。

「映画では彼の弱さと絶望を感じてもらえると思います。でも、彼の力強さも感じ取れるはずです。それが結びついているのです。カート・コバーンのような部分が確かにあるんです。ロックスターみたいなところと世捨て人みたいなところがあるのです」

「それでガス・ヴァン・サント監督の『ラスト・デイズ』と結びつけ始めて、架空のカート・コバーンが朽ち果てた邸宅にいるというものにしました」

先日、ワーナー・ブラザースは映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』の概要について次のように述べている。「バットマン(ロバート・パティンソン)として犯罪者の心に恐怖を与えながら街を闊歩する2年間はブルース・ウェインをゴッサム・シティの闇深くへと導くことになった」

「腐敗した街の役人や有名人のネットワークの中で、アルフレッド・ペニーワース(アンディ・サーキス)、ジェームズ・ゴードン中尉(ジェフリー・ライト)というわずかな信頼できる同盟者と共に、孤独な自警団は市民の間で復讐の唯一の体現者として地位を確立した」

本作の悪役については次のように述べられている。「サディスティックな策略によってバットマンを殺人鬼が標的とする中で意味深な手がかりを頼りに世界最高の探偵は裏社会の捜査に乗り出す中で、
キャットウーマンことセリーナ・カイル(ゾーイ・クラヴィッツ)、ペンギンことオズワルド・コブルポット(コリン・ファレル)、カーマイン・ファルコーネ(ジョン・タトゥーロ)、リドラーことエドワード・ナシュトン(ポール・ダノ)といった人物に遭遇することになる」

「証拠が身近なところにまで繋がり始め、犯人の計画の規模が明らかになるにつれ、バットマンは新たな関係を築き、犯人の正体を暴き、ゴッサム・シティを長い間苦しめてきた権力の乱用と腐敗に正義をもたらすことになる」

映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』はマット・リーヴスとピーター・クレイグが共同で監督を務めている。音楽はアカデミー賞受賞の作曲家であるマイケル・ジアッチーノが手掛けている。

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