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トゥールのドラマーであるダニー・ケアリーはカンザスシティ空港での暴行事件で同性愛嫌悪の言葉を浴びせたと警察が主張している。

ダニー・ケアリーは「空港のターミナルで2人の男性が揉めている」という通報があって警察によって現地時間12月12日に逮捕されている。

ダニー・ケアリーは保釈金で釈放されたが、空港内の男性警備員に肉体的暴力を振るった罪に問われている。警察の報告書が検察に送られているとのことで、判断次第では有罪になる可能性があることを意味している。

今回、米『ビルボード』誌はカンザスシティ空港警察による出頭通告を入手している。

「ダニー・ケアリーは意図的に事件を起こしており、繰り返し『お前はファゴットだ』と言いながら不法で攻撃的な接触をしました。そして何度も繰り返し胸を突いていました」

出頭通告にはダニー・ケアリーが被告に対して「意図的に傷害を追わせた」と記されている。

ダニー・ケアリーは2022年1月12日に裁判に出廷予定となっていて、これはトゥールのツアー日程と重なっている。この日に公演はないものの、1月11日と1月13日には公演がある。

ダニー・ケアリーが逮捕された時の映像も『TMZ』によって公開されており、ダニー・ケアリーは「すべてをビデオに収めてくれ」と言い、警官に「誰に暴行をしたっていうんだ」と語っている。

その後、ダニー・ケアリーは空港の外で2人の警察官によって壁に押し付けられ、警察官から「抵抗するのはやめろ」と言われている。

ダニー・ケアリーは週末に故郷のカンザス州にいて、カンザス大学とミズーリ大学のバスケットボールの試合でカンザス大学のバンドと共にドラムを演奏していた。

トゥールの最新作は2019年にリリースされた『フィア・イノキュラム』となっており、来年5月にロンドン公演を行うことが決定している。

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