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ザ・モンキーズのマイケル・ネスミスが亡くなったことが遺族によって発表されている。享年78歳だった。

「計り知れない愛と共に今朝自宅でマイケル・ネスミスが亡くなったことを発表します。家族に囲まれた自然死でした」と遺族は声明で述べている。

マイケル・ネスミスはアメリカのテレビ番組のために作られたザ・モンキーズのオリジナル・メンバーで、デイヴィー・ジョーンズ、ミッキー・ドレンツ、ピーター・トークと共に1966年にデビューして1970年に最初の解散を迎えている。マイケル・ネスミスはギタリストにしてソングライターの1人で、“The Girl I Knew Somewhere”、“Listen to the Band”、“Mary, Mary”といった曲を書いている。

それ以降、マイケル・ネスミスはザ・モンキーズの再結成に度々参加している。また、カントリー・ロック・グループのファースト・ナショナル・バンドでも活動しており、マイケル・ネスミス名義でも音楽をリリースしている。

マイケル・ネスミスが最後に行ったライヴは2021年11月にロサンゼルスのグリーク・シアターでミッキー・ドレンツと共に行ったザ・モンキーズ・フェアウェル・ツアーの公演となっている。デイヴィー・ジョーンズは2012年に、ピーター・トークは2019年に亡くなっているため、これでミッキー・ドレンツが唯一生存しているメンバーとなる。

ミッキー・ドレンツは次のようにツイートしている。「心が傷ついているよ。親愛なる友人にしてパートナーを失ったんだ。最後の数ヶ月、最も好きなことをする時間を過ごせたことに感謝している。歌い、笑い、冗談を言い合ったんだ。すごく惜しむことになるだろう。特にそのジョークをね。安らかに。すべての愛を」

ザ・モンキーズのマネージャーであるサンドリュー・サンドヴァルはソーシャル・メディアで訃報について次のように述べている。「深い悲しみとともにマイケル・ネスミスが亡くなったことを発表します。30年にわたってたくさんの旅とプロジェクトを一緒にやってきました。それは数週間前にザ・モンキーズ・フェアウェル・ツアーで締めくくられました」

「あのツアーは多くの人にとって本当に有り難いものとなりました。ソングライティング、プロデュース、演技、方向性、たくさんの革新的なアイディアやコンセプトを含めて、その栄光に彼が満足していたことを私は知っています。彼が描いた輝きは今後も反響し、彼が目指していた愛と光を提供してくれることを確信しています」

「マイケル・ネスミスは自分の声を通して最高の部分を表現していました。彼の作品ほど彼に近いものはありません。彼を愛したすべての人々が今は彼の安らぎを感じられますように。耳を傾ければ、彼はそばにいるでしょう」

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