プライマル・スクリーム、イギリス政府による新たなドラッグ政策を批判

2021.12.7 火曜日

Photo: GETTY

プライマル・スクリームは中流階級がパスポートや運転免許証を失う可能性のある政府の新たなドラッグ政策を批判している。

ボリス・ジョンソン首相は10年に及ぶドラッグ戦略の一環で現地時間12月6日に「日常的なドラッグ使用者」を「より厳しく取り締まる」計画を発表している。

罰則としてパスポートや運転免許証の没収、娯楽目的のドラッグ使用者を抑制するための高額の罰金などが検討されている。

『ガーディアン』紙によれば、警察官にはドラッグの売人の携帯電話を調べて、客に連絡をとり、行動を変えるように説得する権限も与えられるという。

先日、『サンデー・タイムズ』紙では国会の複数のトイレからコカインの痕跡が発見されたことが報じられており、下院議長のリンゼイ・ホイルは「深く憂慮している」と述べていた。

リンゼイ・ホイルは今週、ロンドン警視庁と共に国会でのドラッグ使用に関する捜査を行うことを約束している。

Parliament drug use claims to be raised with police this week https://t.co/snpt8Acbat

— Primal Scream (@ScreamOfficial) December 6, 2021

There's gonna be a lot of folk w no passports at Screamadelica shows next year

— Primal Scream (@ScreamOfficial) December 6, 2021

プライマル・スクリームは国会内でのドラッグ使用の記事についても触れており、「ニクソン・レベルのパラノイアとシニシズムだな」と述べている。

そして、ドラッグの罰則の改訂については「来年の『スクリーマデリカ』の公演ではパスポートがなくなる人たちがたくさん出るな」とツイートしている。

プライマル・スクリームは来年7月に『スクリーマデリカ』を全編披露する公演をUKで5公演行うことが決定している。

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