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リンキン・パークのマイク・シノダは4曲の新プロジェクト『ジッグラツ』を発表している。

マイク・シノダは現地時間12月2日にテゾス・ブロックチェーンでNFTの新曲とアートワークを発表している。そして、12月3日に既存のストリーミング・サービスで音源が配信されている。

「『ジッグラツ』はNFTとストリーミングで聴くことのできる音楽とアートのリリースなんだ」とマイク・シノダは先月ツイートしている。「NFTはプロフィール写真のスタイルで、生成するとアルバム・ジャケットのキャラクターをランダムに誕生します」

これにより5000点のNFTが販売されており、数分で完売することになっている。

『ジッグラツ』のストリーミングはこちらから。

先月、プロジェクトを発表する際にマイク・シノダは次のように述べている。「自分としては『これは曲であって曲ではない』と説明しているんだけどさ。EPであってEPではなく、NFTであってNFTではなく、単なる絵に留まらないアート・プロジェクトなんだ」

クリプトパンクスとボアード・エイプスのようなプロジェクトに影響を受けたというマイク・シノダは次のように続けている。「プログラムが要素をミックスしたりマッチングさせたりするというアイディアが気に入ったんだ。違ったものを生み出すんだよ。それぞれが一点もので集められるようなものを生み出すんだ。自分はそれを音楽でやりたかったんだよね」

「おかげさまで、ここ数年の間に作ったたくさんの素材があったから、作ったビートやスケッチをふるいにかけて、その間の繋がりを見つけようとしたんだ。同じテンポとか同じキーとか、その一番いい部分が一つの長いセッションとしてまとまっていったんだよね。最終的に自分がよく聴いていた90年代のヒップホップの感じがあったから、ヴァースを書き始めることにしたんだ」

「最終的に6分半の音楽的プロジェクトとなった。ヴォーカルはどれも同じなんだけど、楽曲とアルバム・ジャケットはそれぞれ固有のものとなっているんだ。自分は『ジェネレイティヴ・ミックステープ』と呼んでいるんだ」

『ジッグラツ』はマイク・シノダにとって今年2月にリリースしたイアン・ディオールとアプサールとのコラボレーションとなる“Happy Endings”以来の新曲となっている。

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