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ウィリアム王子はAC/DCのファンであることを明かして、1990年発表のヒット曲“Thunderstruck”からエネルギーをもらっていることを直接証明している。

これはウィリアム王子がアップル・フィットネス+のために提供された新たなポッドキャスト・シリーズ「タイム・トゥ・ウォーク」に出演したことで明らかになっている。現地時間12月6日に全編が公開されるこのポッドキャストは今後数週間にわたって何度かに分けて配信されていく。

最初のエピソードはエリザベス女王のサンドリンガム屋敷を散策するものとなっていて、モーニング・ルーティンについてロックンロールで始めるのが好きだと語っている。彼は次のように述べている。「週末を経て、ちょっと疲れた目をして週の仕事に戻ろうとしている月曜日の朝は、AC/DCの“Thunderstruck”を聴く以上のことはないね」

「これまでに何度も聴いてきたけど、初めて聴いた時は『月曜日の朝にしてはヘヴィかな』と思ったけど、今は月曜日の朝にとって最高の強壮剤だと思っているんだ。目を覚まさせてくれるし、その週を最高の気分にしてくれる。誰に対しても何に対しても挑戦できる感じになるんだよね」

「聴いていると早足で歩いたり、スキップでステップを踏んだりして、ヘッドバンギングしたりするのが想像できるだろ。踊ったり、リズムをとったりせずにはいられない曲だよね」

ウィリアム王子はティナ・ターナーによるボニー・タイラーの“The Best”のカヴァーもよく聴くことを明かしている。

ウィリアム王子は彼の音楽への愛情が王室全体に受け継がれていることにも言及しており、彼の子どもである8歳のジョージ、6歳のシャーロット、3歳のルイも音楽が大好きだと述べている。「驚かされるのは一家の音楽好きが既に子どもにも受け継がれていることなんだ」

「朝は大抵、どの曲をかけるかでシャーロットとジョージの間で大喧嘩になるんだ。だから、基本的にはこの日は誰々で、次の日は誰々と決めなきゃいけなくなるんだよ。それでジョージがかけたり、シャーロットがかけたりするんだけどさ。音楽については大騒ぎになるんだ」

ウィリアム王子によれば、2010年のワールドカップの公式ソングとしてリリースされたシャキーラによる“Waka Waka (This Time For Africa)”が子どものお気に入り曲の一つだという。「いろんなダンスがあって、いろんな衣装があるんだよ。特にシャーロットはその衣装でキッチンを走り回って、バレーのダンスを踊ったりするんだ」

「ルイが同じことをしようと付いてくるのに彼女は完全に夢中でね。子どもたちがダンスや歌を楽しんでいるのは幸せな瞬間だね」

アップルはウィリアム王子に「タイム・トゥ・ウォーク」の出演料を支払う代わりにウィリアム王子が選んだ3つのチャリティ団体に1万ポンド以上への寄付を行う予定となっている。チャリティ団体は携帯メールでの支援サービス「シャウト」、同様の国際団体「クライシス・テキスト・ライン」、オーストラリアの支援団体「ライフライン」となっている。

AC/DCは昨年11月に通算17作目となるアルバム『パワーアップ』をリリースしている。

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