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ザ・キンクスのレイ・デイヴィスとデイヴ・デイヴィスが1996年以来、初めて一緒にライヴでパフォーマンスを行っている。レイ・デイヴィスが12月18日に北ロンドンのアイリントン・アッセンブリー・ホールで行われたデイヴ・デイヴィスのライヴに出演する形で実現した。

「ブルックリン・ヴィーガン」によれば、2人は“You Really Got Me”を演奏したとのことで、デイヴは後で「レイととても楽しい時間を過ごした」とツイートしている。

2人は、ザ・キンクスが1996年に辛辣な形で解散して以降、パフォーマンスを一緒に行っておらず、昨年50周年を記念して一緒のツアーが行われるのではないかという噂が立ったが、実現していなかった。

“You Really Got Me”の模様はこちらから。

レイ・デイヴィスは2014年11月の米『ローリング・ストーン』誌のインタヴューで、兄弟で新しい音源をレコーディングしたと明かしていた。2人は2013年頃にデモ音源に取り組んでいたことを明かし、兄弟について「素晴らしい作曲家」としていた。

今年9月、デイヴ・デイヴィスもザ・キンクスの再結成について「わずかな見込み」があると語っていた。ミュージカル「サニー・アフタヌーン」を制作したことが、ここ数年の緊張関係を和らげたものと考えられている。

レイ・デイヴィスは兄弟のレイ・デイヴィスと再結成する可能性について米『ローリング・ストーン』誌のインタヴューで「50/50」だとも語っていて、ここでは兄弟で一緒に演奏する可能性は小さくなっているとも語っている。

「前に進むとは考えがたいね。ここ数年、オリジナル・ドラマーのミック・エイヴォリーといくつかの新曲に取り組んでるんだ。デイヴとミックの仲が悪いのは知ってるだろ」

「国連のために働いてるわけじゃないんだからさ。俺はミュージシャンなんだ。先週もミックとは飲んだんだ。『お前ら、何が起こってるんだ?』って訊いたよ。彼らは1960年代に家をシェアしてたんだ。その時起こったことがライバル心を生んだと俺は思ってるんだ」

昨夜の共演に続いて、今後更なるコラボレーションが行われるのかは明らかになっていない。

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