オノ・ヨーコはピーター・ジャクソン監督による『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』が彼女がザ・ビートルズを解散させたという説を払拭したという記事をソーシャル・メディアでシェアしている。
現地時間11月27日に460万人のフォロワーがいるツイッターでオノ・ヨーコは「ザ・ビートルズのファンはオノ・ヨーコがバンドを解散させたという説を『ゲット・バック』が払拭したと考えている」というタイトルの記事をシェアしている。
全3編の『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』はアルバム『レット・イット・ビー』の制作過程を追ったもので、ロンドンのサヴィル・ロウのルーフトップで行われた最後のライヴが全編収録されている。
『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』ではアルバムの制作にオノ・ヨーコが携わっていたという噂に反して『レット・イット・ビー』のセッションでもザ・ビートルズから離れて自身のことをやっていた様が映し出されている。
オノ・ヨーコは1969年の解散以来、ザ・ビートルズ解散の元凶だと見なされてきた。
— Yoko Ono ☮ (@yokoono) November 27, 2021
先日、ピーター・ジャクソン監督は『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』からディズニーが罵り言葉をなくそうとしたものの、ポール・マッカートニーとオリヴィア・ハリスンが説得してくれたことを明かしている。
『NME』のインタヴューでピーター・ジャクソン監督は『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』に対するポール・マッカートニーとリンゴ・スターの最初の反応を振り返り、一切の変更を求められなかったと語っている。
「完成したものを観てもらった時、僕はなにか言われると思っていたんだ。『僕がああ言っていたところなんだけど、カットしてくれないかな』とか『あそこの会話は短くしてくれない?』とか、そういうことを言われるのが普通だろうと思っていたんだよね。でも、一つも修正点はなかったんだ。誰も言ってこなかった」
「ある人は人生を通して最もつらい瞬間があったけど、『ダメ出しはしないよ』と言ってくれたんだよ」
「ポールはすごく生々しいと言っていたね。『あの時の僕らがすごく正確に描かれている』と言ってくれた。リンゴは『事実に即しているね』と言ってくれた。事実に即していることが重要なんだ。彼らは修正なんか望んでないし、小綺麗なものにしようとも思ってなかった」
「ディズニーは罵り言葉をなくそうとしたけど、ポールとオリヴィア・ハリスンは『あれが自分たちの喋っていたことで、世間に観てもらいたいものだ』と言ってくれたんだ」
『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』はディズニープラスで11月25日より配信されている。
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