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U2のギタリストであるジ・エッジは2017年発表の『ソング・オブ・エクスペリエンス』に続く新作に取り組んでいることを明かしている。

米『ローリング・ストーン』誌のインタヴューでジ・エッジはベーシストのアダム・クレイトンと新曲のアイディアに取り組んでいると語っている。

「たくさんの新しい曲のアイディアに取り組んでいて、曲の塔に閉じ込められているような感じなんだ」とジ・エッジは語っている。「曲を書くのが本当に楽しくて、どこに行こうかなんて考える必要もないんだ。曲を書くという体験を楽しんで、余計な期待や制限をしないようにしている感じなんだよ」

ジ・エッジはまだプロデューサーを決定してないともコメントしている。「(ユーロ2020のテーマ曲“We Are The People”を一緒にやった)マーティン・ギャリックスとやったのは楽しかったから、今後も彼とやってみたいよ。でも、次に一緒にやる人物という意味ではまだ決めていないんだ。だから、分からないね」

同じインタヴューでジ・エッジは30周年を記念して「Zoo TV」ツアーを復活させる可能性についても言及している。『アクトン・ベイビー』を引っ提げた「Zoo TV」ツアーは1992年から1993年にわたって世界各地で開催されていた。

「気にいるだろうし、可能性は排除しないよ。『Zoo TV』ツアーは今らしい考え方だと思うんだよね。当時はそれまで知らなかった24時間365日のニュースサイクルの過多と影響について扱っていた。あれはケーブルTVと無数のチャンネルの過剰さだったけど、人々の関心を得るためのチャンネルが生まれる雪崩の始まりに過ぎなかったとはほとんど分かっていなかったんだ」

「そういう意味で『Zoo TV』ツアーを復活させて現在進行系のものにするという可能性はあると思うよ。でも、何かをやろうとしたり、話したりする段階にはまだ至っていないんだ。でも、可能性は否定しないよ」

先日、U2は『アクトン・ベイビー』の30周年記念盤として特別なアナログ盤や大きなデジタル・ボックスセットをリリースすることを発表している。限定とスタンダードのアナログ盤が11月18日にリリースされており、12月3日にはリミックスやB面曲など50曲を収録したデジタル・ボックスセットもリリースされる。

U2は新曲“Your Song Saved My Life”がリリースされており、先立って新たに開設されたTikTokのアカウントで一部音源が公開されていた。

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