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テイラー・スウィフトは“All Too Well”の10分バージョンが全米シングル・チャートの1位を獲得したことで最も長尺の全米1位曲の記録を塗り替えている。

2012年発表の『レッド』の再録盤に収録された“All Too Well”の10分バージョンは“Shake It Off”、“Blank Space”、“Cardigan”などに続いて、テイラー・スウィフトにとって8曲目の全米1位獲得曲となっている。また、30曲目の全米トップ10入りとなっており、この記録を達成したアーティストとしては6人目となっている。

米『ビルボード』誌によれば、“All Too Well”の10分バージョンと5分バージョンは1曲のエントリーとして集計されており、11月12日から18日の週で5440万回のストリーミング再生を記録している。アコースティック・バージョン、サッド・ガール・オータム・バージョンの再生回数も集計には含まれている。オリジナルの2012年バージョンの再生回数は含まれていない。

これまでの最も長尺の全米1位曲の記録はドン・マクリーンによる8分の楽曲“American Pie (Parts I & II)”だった。同曲は1972年に4週1位を獲得している。

テイラー・スウィフトは以前に全米シングル・チャート入りした楽曲で1位を獲得した20年以上ぶりのアーティストとなっている。その前に過去に全米シングル・チャート入りした楽曲で1位を獲得したのはエルトン・ジョンの“Candle in the Wind 1997’/’Something About the Way You Look Tonight”となっている。

テイラー・スウィフトの『レッド(テイラーズ・バージョン)』は再録盤としてリリースされたアルバムとしては2枚目となっている。

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