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アデルは新作『30』に収録されている“I Drink Wine”が元々は6分よりも長かったことを明かしている。

2015年発表の『25』に続く新作『30』は11月19日にリリースされており、“I Drink Wine”はアルバムの7曲目に収録されている。同曲は恋愛をうまく行かせようとする苦労を描いた楽曲となっている。

米『ローリング・ストーン』誌でアデルは“I Drink Wine”についてもっと長かったものの、レーベルからラジオでかけられないから短くされたことを明かしている。「『いい、みんな、あなたのことは大好きよ。でも、誰も15分の曲をラジオでかけない』って言われたの」

アデルは2019年にサイモン・コネッキーと離婚した余波を新作で掘り下げており、『30』についてこれまでで最もパーソナルで「繊細」なアルバムだと語っている。

先日、アデルは通算4作目となるニュー・アルバム『30』をリリースしないことも考えていたことを明かしている。

アップル・ミュージックのゼイン・ロウとのインタヴューでアデルは次のように語っている。「曲を書いている時も、ミックスをしている時でも『このアルバムは出さないほうがいい。別のアルバムを書くべきだ』と思った時があったの」

彼女は次のように続けている。「音楽は自分にとってセラピーだったから、『よし、またヒット曲を作るわ』なんてスタジオに入ったことはなかった。私はそういう感じじゃない。自分を超えて圧倒されてパワフルなものがある時、スタジオに入りたくなる。だいたい地下で窓がなく、携帯も圏外でしょ。誰からも逃れることができるからね」

アデルは11月21日にイギリスのITVで特番『アン・オーディエンス・ウィズ・アデル』が放送されている。

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