カニエ・ウェストは2004年発表のデビュー・アルバム『カレッジ・ドロップアウト』のプロモーションで使われたクマの着ぐるみが100万ドル(約1億1400万円)で売りに出される可能性があるという。
以前、クマのぬいぐるみのレプリカを立ち上げようとカニエ・ウェストと仕事をしていたエリック・オージンスキーは新たなインタヴューでそのプロジェクトが頓挫したことで『カレッジ・ドロップアウト』のクマを手に入れたと語っている。
エリック・オージンスキーはクマの着ぐるみについて『カレッジ・ドロップアウト』のアートワークに登場したものではないと説明している。というのも、カニエ・ウェストのチームはアートワークで使われたコスチュームは購入できなかったという。
「高校から購入しようとしていたと思います」と彼は語っている。「でも断られたのです。明らかに着ぐるみは今後進行していくことの土台となるものでした。それでDVDのアートワークや今後のプロモーションに使うためにこの着ぐるみを探して購入したのです」
エリック・オージンスキーは当初2次元のスケッチからクマのぬいぐるみをデザインしようとする中でツアーや授賞式、プロモーションで使われたその着ぐるみを入手することになったと語っている。
エリック・オージンスキーはミディアムサイズのドロップアウト・ベアーのサンプルの写真も公開しており、ぬいぐるみはジェイ・Zで知られるロック・サインをできるようにベルクロが付けられている。彼は着ぐるみを作る可能性も示唆している。
「私はこのビジネスとその機会のことも気に入っています。もし実現したら最高なのはもう一度カニエ・ウェストの陣営がこのビデオを観て連絡してきてくれて、機会をもらって、明日にも一緒にクマのぬいぐるみの製造することです」
「それが私の望むことです。非常に可能性が低いことは分かっています。でも、現時点で言えるのは何に対してもオープンだということです」
100万ドルで買いたいと言われたらと訊かれたエリック・オージンスキーは「売るだろうね」と答えつつも、ミュージアムやチャリティが目的の場合だとしている。
先日、カニエ・ウェストとドレイクはドレイクの家で撮影した写真が投稿されており、少なくとも2009年から続いていた長い確執が終わったことが示唆されている。
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