スコット・ウェイランド、死因について「薬物等の併用による中毒」と公式発表

2015.12.19 土曜日

Photo: GETTY

スコット・ウェイランドの死因が明らかになり、その一部はドラッグ使用によるものとの毒物分析結果が報告されているという。

12月18日、ヘネピン郡検視局はAP通信を通じて声明を発表し、ストーン・テンプル・パイロッツのフロントマンを務めたスコット・ウェイランドの体内に薬物が確認されたことを認めている。

また、その報告の中では、スコット・ウェイランドに心血管疾患やぜんそくの病歴があったことも、死因を形成しているとされている。

スコット・ウェイランドの体内にはコカインが確認されており、セレブリティのゴシップ・サイト「TMZ」の報道でもMDA(メチレンジオキシアンフェタミン)とアルコールを含む「薬物等の併用による中毒」で死亡したとされている。

スコット・ウェイランドは、今月初め（12月3日）にミネソタ州のツアー・バスのなかで亡くなっていたところを発見されている。

12月10日には、ハリウッド・フォーエヴァー・セメタリーでスコット・ウェイランドの葬儀が執り行われ、かつて活動していたバンドであるストーン・テンプル・パイロッツとヴェルヴェット・リヴォルヴァーのメンバーが参列している。

スコット・ウェイランドの元妻は心のこもった公開書簡を発表し、家族とスコットの壊れた関係について語り、ファンに対して彼の死を「悲劇として美化しない」ように訴えている。

スコット・ウェイランドの死を受けて、かつて彼と共に活動したり、彼からインスピレーションを受けたミュージシャンが追悼を捧げており、デイヴ・ナヴァロやクリス・ノヴォゼリック、そしてライアン・アダムスも名を連ねている。

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