リアム・ギャラガーはオアシスの『モーニング・グローリー』のレコーディングで使用したタンバリンがオークションで落札されている。
このタンバリンは1995年にウェールズのロックフィールド・スタジオでレコーディングを行っていた時に“Wonderwall”や“Champagne Supernova”で使われている。
レコーディングが終わった時にエンジニアのニック・ブラインはこのタンバリンを持ち帰っていた。
「セッションの最後にはボロボロになっていて、捨てられようとしていました。でも、自分が止めたのです」
Battered Liam Gallagher tambourine – that was nearly thrown away – sells for thousands!https://t.co/oZUvt18Zbh@HansonsAuctions pic.twitter.com/H8GIVKmGR1
— Hansons (@HansonsUK) November 2, 2021
「このタンバリンはティーンエイジ・ファンクラブ、ザ・ダークネス、カサビアン、アークティック・モンキーズ、シーシック・スティーヴ、スティーヴ・ハーレイ、スーパーグラス、ザ・ヴァーヴらも使用しました」
ダービーシャーで行われたオークションでインターネットの落札者は3600ポンド(約53万円)で落札している。これは参考額の約7倍となっている。
落札者は「イギリスのロックの歴史の一端を所有できる機会」を求めていたと語っている。
オークションを主催したハンソンズのジョシュ・マッカーシーは次のように述べている。「思わず息を呑むような価格で、その音楽的由来が落札者を魅了したのです」
昨年、『モーニング・グローリー』はリリースから25周年を記念してアナログ盤で再発されている。
その際にノエル・ギャラガーは25年ぶりにロックフィールド・スタジオを訪れて、『モーニング・グローリー』の制作秘話について語っている。
一方、リアム・ギャラガーはサード・ソロ・アルバム『カモン・ユー・ノウ』が完成し、ミックスに送られたことを明かしている。
来年、ネブワースで2公演を行うことを発表しているリアム・ギャラガーは『アズ・ユー・ワ―』、『ホワイ・ミー? ホワイ・ノット』に続く新作を2022年5月27日にリリースすることが決定している。
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