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ヒューストン市の消防署長は観客の殺到によって8人の人が亡くなるのを防ぐためにトラヴィス・スコットはパフォーマンスを早く止めるべきだったと語っている。

NBCの番組『トゥデイ』に出演した消防署長のサミュエル・ペナは現地時間11月5日にアストロワールド・フェスティバルで起こった事故の原因について「いくつかの説」が見え始めたと説明している。

「トラヴィス・スコット氏のステージが始まった時、できるだけステージに近づこうと観客が前方に押し寄せ始めたものと見られます」とサミュエル・ペナは説明している。

「そして何が起こったかというと、ステージへの殺到を防ぐためにバリケードが設置されていたわけですが、突き詰めればそのバリケードが他のエリアの危ない箇所の原因になってしまったのです。観客が前方に押し寄せたことで、中央にいた人々が押しつぶされ始め、負傷者が出始めました」

サミュエル・ペナはヒューストン消防署が警察と共に観客が前に押し寄せ始めた原因を特定しようとしていると語っている。「私たちはすべてに目を配っています」

トラヴィス・スコットはパフォーマンスを早めに切り上げるべきだったかと訊かれたサミュエル・ペナは次のように答えている。「もちろんです。アーティストを初めとして、あのイベントにいた全員に責任があります・アーティストは観客に指示することができます」

彼は次のように続けている。「私の意見としては――あくまで現時点での意見であり、捜査によって情報は変わっていきますが――何かが起こっているのに気づいた時点でパフォーマンスを止めて、客席の明かりを点けて、『問題が解決するまで続けない』と言うことはできたはずです」

サミュエル・ペナはトラヴィス・スコットが観客に危険な行為に加わるよう促したことを示す証拠は現時点でないと語っている。「彼が起こっていたことに気づいたと言える準備はできていません」

ヒューストン警察署長はアストロワールド・フェスティバルに先立ってトラヴィス・スコット側に「懸念を伝えていた」と述べている。

専門家はアストロワールド・フェスティバルの主催者が大量の観客への「準備ができていなかった」と述べており、事故をめぐって複数の訴訟が起こされている。

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