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ミューズのマシュー・ベラミーはマンソン・ギター・ワークスで初めて使ったギターをモデルとした商品が同社から発売されることが決定している。

デヴォンを拠点とするギターメーカーのマンソン・ギター・ワークスは2019年にマシュー・ベラミーが筆頭株主となっている。今回、同社は「マンソンDL-OR オリジン・リイシュー」を発売することを発表している。

「会社の歴史においても最も象徴的な楽器の一つ」と評されるマンソンDL-OR オリジン・リイシューは『オリジン・オブ・シンメトリー』のツアーで使われたアルミニウムで覆われたギターをモデルとしたものとなっている。

「この商品のバージョンはマシュー・ベラミーが初めてマンソン・ギターで使ったギターを極めて精巧に複製したものです」と説明文には書かれている。「『オリジン・オブ・シンメトリー』発売時のミューズのコンサートで使われたオリジナルのギターはDL-ORの開発のためにマンソン・ギターの本社で分解されて研究されました。なのでDL-ORのバージョンはオリジナルと同様にすべてがアルミニウムで覆われています」

ギターにはマンソン・ギターが復元したジーヴェックスのファズ・ファクトリーとMXRのフェイザー90という2つのエフェクターが内蔵されている。

価格はDL-ORが9999ポンド(約155万円)、DL-ORレリックが12999ポンド(約200万円)となっており、2021年の年末までに発送される。

2019年にマシュー・ベラミーはレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロがUKツアーを行った際にマンソン・ギター・ワークスのギターを贈っている。また、マシュー・ベラミーは天才少女ミュージシャンのナンディ・ブッシェルにマンソン・ギター・ワークスのMBM-1を贈っている。

昨年、マンソン・ギター・ワークスは499ポンド(約7万8000円)から購入できる廉価版のギターも発売している。

昨年10月、マシュー・ベラミーは既に新作の楽曲を書き始めたと語っている。

「抗議運動と混乱が始まった時に書き始めたんだ」と彼は語っている。「変な言い方かもしれないけど、自分の書いている曲と合っていたんだ。ちょっとイライラしていたんだ」

マシュー・ベラミーは『NME』に新作の楽曲を書くために物静かな故郷のデヴォン州ティンマスに戻ることを考えていることを明かしている。

「すべてをリセットして、元々の場所に戻るというアイディアは気に入っているんだ」と彼は語っている。「物理的に故郷に帰って、出発点でやっていたように戻ってみるっていうね。渡航制限次第だけど、来年はアルバムを作るためにスタジオに入って、その後、ツアーを行うことになりそうなんだ」

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