クランベリーズのシンガーであるドロレス・オリオーダンが、2014年11月ににはたらいた警官と飛行機の乗務員に対する暴行で有罪となり、服役の可能性が出てきている。
12月16日にドロレス・オリオーダンは、ニューヨークのJFK空港からアイルランドのシャノン空港へのフライトで起こった事件のためにカウンティ・クレアのエニス地方裁判所に姿を現している。
ドロレス・オリオーダンは双極性障害を患っており、その事件への影響を聴取されている。
『デイリー・メール』紙によれば、調査官のトム・ケネディは「ドロレス・オリオーダン氏は非常に好戦的でした」と語ったという。「彼女は『逮捕なんてしないでしょ。わたしはスターだもの。わたしはリメリックの女王なの。税金を納めてて、あんたちの給料を払ってるのはわたしなのよ』と語っていました」
ドロレス・オリオーダンの弁護士であるビル・オドネルは、彼女が証拠について一切争うことはないと語り、その前の結婚生活の崩壊による感情的苦痛が原因になっていると主張している。
法廷ではエアリンガス航空の客室乗務員も証言台に立ち、2014年11月のニューヨーク~アイルランドのフライトでオリオーダンに足首を踏まれたと証言している。警察の情報によると、ドロレス・オリオーダンは警官の顔に唾を吐き、頭突きをしたり足で蹴ったりしたという。
クランベリーズはリメリックで1990年に結成され、2003年に解散してからは、2009年に再結成を果たしている。バンドは90年代で最も成功したバンドの一つとなり、全世界で4000万枚以上のセールスを記録している。
クランベリーズは2012年に最新作『ローゼズ』をリリースしており、ソロとしてはドロレス・オリオーダンは2009年に『ノー・バゲッジ』をリリースしている。
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